徒然たびたび夫婦旅

温泉、車中泊、プチ旅行…。夫婦ふたりで気ままにお出かけ日記♪

トロッコ電車で揺らり湯の湧く清流に。ひっそりと、けれど感動的な青の岩風呂と…~語るより浸るべし温泉~【富山県 黒部峡谷 鐘釣温泉】

ふづきです。 空気の澄んだ空は、 遠くが近づいたように。 目に映るモノの距離が まるで動き変わったかのよう。理屈で考える自分と、 理屈なしに移り変わる月日。 接点のないはずのモノ同士が、 同じ世界で同じ時を刻む。 不思議だけれど、 それは 初めから…

温泉よりも○○推し!?『宇奈月温泉駅』と『宇奈月駅』~駅と総湯と散策と…【富山県 富山地方鉄道 黒部峡谷鉄道】

ふづきです。 朝晩の冷え込みを感じると、 陽の温もりが恋しくなる。「いい季節だな」その言葉が過(よ)ぎるのは、 それ以外の温もりも知っているから。 いつもより早起きをして、 ホオズキ色から淡いクリーム色へ変わる頃。また 旅の動機が増えてしまいそう…

『みくりが池温泉』日本最高所にある温泉宿での時間は、音のない大パノラマの絶景に包まれる究極の癒しスポット【富山県 立山】

ふづきです。 先日の「暑さ」の話から 程なくして「寒さ」を感じるのは、 温度よりもその「差」が大きい。差と言うのは、 身長差や歳の差などの数字の上だけ ではなく、 見た目と性格のギャップという 意味合いでも使われたりする。その差が大きいと 感じる…

地獄谷を眼下に一本道、まるで魔王の城『雷鳥荘』へ誘う…。英気を養うレストラン立山『ローストビーフ重』を添えて【富山県 らいちょう温泉】

ふづきです。 シトシトと、 夏らしくない季節が終わる頃。 10月らしからぬ陽射しが 湿気った気持ちを照りつける。暑いと感じるのも きっと365分の数日で、 またこの温度が恋しく、 同じセリフを吐く繰り返し。子供から大人へ、 大人からはどこへ…。大き…

『雪の大谷』立山黒部アルペンルート50周年記念~立山駅無料Pでの車中泊から室堂へ~【富山県】

ふづきです。 先日、 車を走らせた早朝の晴れた日に 硫黄香る温泉へと向かう二人。朝という時刻は 陽の傾きをも司り、 木壁の隙間から差込むそれは まるで流れ込む湯そのもののよう。湯に浸かる楽しみだけでは飽き足らず、 淵に腰掛け涼むそのひとときさえ、…

ミルクのような濃厚源泉かけ流し『金太郎温泉カルナの館』から、立山駅無料駐車場で星空『車中泊』~そしてその先に待つものは~【富山県 魚津市】

ふづきです。 確かに今、 しっかりと見ていたはずなのに、 気付くと周りの波風に乗っている。自分の足で歩くよりも、 居心地が良さそうな乗り物へ。それは、それは、 かつて校長室にあった椅子のように、 一度座ると何もかも億劫になるよう。「ラク」という…

まさに白と黒『塩原元湯温泉 大出館』 ~天候で魅せる五色の湯と、類を見ない墨の湯~【栃木県 那須塩原市】

ふづきです。 昨日感じた風と今日吹く風が、 何だか違うと肌が言う。 温度計の示す数字は変わりないのに、 少しばかり気持ちの上で 「楽」を覚える今日この頃。季節がひとつ、 またひとつと進むように、 自分の、 自分たちの向かう足先は、 確かな前へと進ん…

男前な嫁の手料理と、温泉好きで偏屈な夫の『ありがとう』【夫婦 日常 想い】

ふづきです。 一年に一度の出逢いのカタチ。肉眼で確認するのは難しいものの、 画像や映像で見る天の川はとても綺麗で、 さぞ、素敵な一日を過ごされるのだろうと、 想像の中での「今日」が始まって終わる頃。 何の変哲のない日常は、 何となく気持ちの良い…

『湯谷温泉郷』黄金色に染まる川の流れと共に…。余裕のない隙間に、時計の針が止まるようなひとときを~【愛知県 新城市 日帰り入浴】

ふづきです。 何気なくベランダへ出ると、 漆黒の空からサーサーと降り注ぐ雨粒。 いつの間にやら時間は通り過ぎ、 曇天の中にまるで星の煌めきのような 窓の灯りが点いては消える。この程度の明るさでは 蒸し暑さは役に立たず、むしろ涼しげに。この瞬間だ…

神々が宿る…まるで映画の主人公になれる島『加計呂麻島』~実久ブルーと巨大ガジュマル~

さつきです。 奄美大島でダイビングを楽しんだ翌日、 私たちは加計呂麻島へ向かいます。(前回からの続きになります) www.fuzuki-satuki.com 加計呂麻島には奄美大島の空港とは反対の 端っこから船に乗るので 名瀬から古仁屋までバスで だいたい1時間半く…