今週のお題「○○の秋」
“思いに更ける秋”
ふづきです。
季節の変わり目に差し掛かると、ふと自分の気持ちと向き合う瞬間に出会う。
朝日なのか、夕日なのか、その日差しを浴びると自分の気持ちがさらけ出されるような気持ちに駈られる。
朝日は始まりで、夕日を見ると一日の終わりを感じるのは、何故なのか。
朝日を見ると元気をもらえて、夕日を見ると寂しさを感じるのは、それとイコール(=)なのか。
春で始まり、夏で活動し、秋で落ち着き、冬で締め括る。
そんな季節で人は一喜一憂し、そんな季節で良くも悪くも回ってたりする。
結局、
今、
自分は何がしたいのだろう。
何をしても、何を考えても、時は過ぎ、季節は変わり、また巡りめぐる。
季節が変わっても、自分は何も変わらない。
朝日や夕日を浴びて見えたもの、季節の移ろいの中で感じたもの、時の流れの中で考えたもの、それは一体何なのだろう。
考えたものは、考えたものに過ぎない。
悩んだ時間が糧になるのではない。
今、
何をして、
誰かのためになるか、ではなく、
自分が本当に納得できるか。
行動する前に後悔を考えるのではなく、
行動してから後悔すればいい。
その“後悔”は、
今まで行動してこなかった自分への後悔であり、
行動しなければ何も始まらないという、家の扉を開けて一歩外に踏み出すことと同じように、
自分自身との葛藤は、程々に、
見るのは鏡に写る自分ではなく、
目に写る新鮮な景色でもいいのかなと。
秋めいた空気を吸い込み、
オレンジ色の雲を見ながら、
怖がるのは始めてからにしようと、
ふと、独りで呟いています。
“今の自分”に苦しみ、
“口ばっかの未来を語る自分”に嫌気がさし、
“幸せにすると誓った気持ち”に偽りがないことを証明するために、
夏の終わりに、
自分のキャンバスを開き、
2人の色を、この季節が始まると共に、塗り綴る。
嫁の言葉が、化石化した自分を動かしてくれたのだから。