徒然たびたび夫婦旅

温泉、車中泊、プチ旅行…。夫婦ふたりで気ままにお出かけ日記♪

白髪になっても来たくなる?!露天風呂『たまて箱温泉』と、砂むし温泉『砂湯里』~贅沢な時間と、音の感じ方~【鹿児島県 指宿市】

ふづきです。





4月を迎えた青の濃さを深める空は、快さを感じさせる風になびかれた雲を引き連れて来る。これから何処へ向かうのだろうかと。気付くと、それは青と混ざり明るさを増し、より一層陽射しを際立てる。本当に必要な存在は、知らずともすぐ傍に居て、何となしにお互いを気に掛け、それとなく助け合っていたりするものなのだろうと。わかったようなフリをして自慢げに空を眺めている。そんな自分が、時に微笑ましくも思えたりする。



幾分乾いた風が頬を撫で、
レースのカーテンの隙間から見える雲が、
細く、けれど確かな存在感を現す。

青さを増した空気と共に、
そこに温もりと微かな希望を乗せて。

出来る限り視線を上へ、
力いっぱい吹く、春風のように…。





はじめに



<2020年 12月>

自分たち夫婦はついに、玉手箱を手に入れ、
竜宮城へと辿り着くことが出来ました…。

と言ってしまうと大げさに聞こえてしまいそうですが、意外にも浦島太郎が竜宮へと旅立った場所と云われているのがここ『指宿』なんです。
『たまて箱』に乗り込み、竜宮伝説発祥の地のある指宿へ足を運んだのは、紛れもなく乙姫様に会いに来た…わけではなく、大好物の温泉を堪能するため。

鹿児島県には、自分たちが足を運んだだけでも、

霧島神宮(単純温泉の無料足湯)
霧島温泉市場(含硫黄ナトリウム塩化物泉の有料足湯)
栗野岳温泉(泥の酸性泉と硫黄泉)
湯之谷温泉(打たせ湯にもなる炭酸泉と飲める硫黄泉)
桜島白浜温泉センター(地元民の憩いの場でもある塩化物泉)
桜島マグマ温泉(濃厚な塩化物泉と、近くには約100Mの足湯)

と、少しめぐるだけでも様々なタイプのお湯質や、趣の異なる浴槽があったりする「温泉好きでも満足できる温泉県」と言っても過言ではないかもしれません。

そして、今回は温泉に「入る」と言うと語弊があるかもしれない、「浸かる」とも違う。「埋まる」と言った方が正しいかもしれない場所へと足を運びました。




指宿駅


指宿駅前の様子。竜宮城をイメージさせる赤い門の左には乙姫様が。右側には亀に乗った浦島太郎が描かれている。
竜宮城をイメージさせるパネルが…

駅は決して大きくはないものの、観光地と思わせるような雰囲気のある内装や外装となっています。指宿は竜宮伝説だけでなく、温泉地としても有名なのが次の写真でわかると思います。

ゆったりいぶすき立ち寄り湯 指宿温泉マップ 9つの足湯と19もの立ち寄り入浴施設を構えているよう。(平成24年3月現在と書かれているので、今現在は休業や閉館している場合があります)
指宿温泉マップ

平成24年3月現在の案内板ですが、9つの足湯と19もの立ち寄り入浴施設があるよう。指宿だけを目的地としてめぐる旅でも、十分に楽しめそうです。




指宿のたまて箱



鹿児島中央駅より指宿駅まで電車で向かうのですが、ココにはココならではの電車があるとのこと。

鹿児島中央駅~指宿駅間を毎日3往復、全席指定席、2両編成の特急「指宿のたまて箱」。左半分が白、右半分が黒のフォルムで、玉手箱を開けたら黒髪が白髪になったことをイメージさせているよう。ドアが開く際に、プシューと白い煙の演出(玉手箱を開けた時のよう)があるのも面白い。車内の構造も普通の電車と異なる。車内販売もあり、見ても乗っても楽しめる電車。
白と黒のフォルムが斬新でカッコイイ

嫁のさつきが、「指宿に行くなら玉手箱に乗りたい!」と前々から言っていたことを思い出します。何が良いのか聞いても、とにかく「スゴイから」の一言。良く分からず当日を迎えました。

電車には疎い自分ですが、これはホント「スゴイ」です!

玉手箱を開ける前の黒髪と、開けた後の白髪を表す黒と白だそう。ドアが開く際に「プシュー」と白い煙が…。まるで玉手箱を開けたかのような感覚へと誘ってくれます。そもそも、なぜ『たまて箱』なのか。それは、先ほど説明したように、指宿の山川にある長崎鼻は竜宮伝説の浦島太郎が竜宮へ旅立った場所と伝えられているからだそう。その話に触れることができるだけでもワクワクしますね♪

中身を語りだすとボリュームが大きくなってしまうので、今回は割愛させて頂きます。いつかUP出来たらいいなと思っています。



・JR九州旅客鉄道株式会社 公式HP
https://www.jrkyushu.co.jp/trains/ibusukinotamatebako/




指宿駅前足湯


指宿駅前足湯 瓦屋根付きで、足湯に入りながらゆっくり本を読めそうな、テーブル付きの珍しい造り。中心には親子と思われる石像3体が戯れていて、不思議な感覚に陥る。ボランティアによって維持管理されているようで、利用する側としても大切に利用したい足湯。
屋根付きの、テーブルも付いている足湯

指宿駅を出てすぐ左側に見えるのが『指宿駅前足湯』。瓦屋根付きの、しかも足湯に入りながらちょっとした作業(読書など)出来るスペース付きの珍しい造りとなっている。中央には親子だろうか、3体の石像が戯れている。ボランティアによって維持管理されているようで、利用する側としても大切に利用したい。




足湯の詳細


指宿駅前足湯の温泉分析書 泉質はナトリウムー塩化物温泉、泉温は64.4℃、pH=6.7などと表記されている。
温泉分析書

・名称   指宿駅前足湯

・所在地  鹿児島県指宿市湊1丁目1-1

・TEL  0993-22-2473(指宿商工会議所)

・営業時間 8:00頃~JR最終便前後

・定休日  年中無休

・料金   無料

・泉質   ナトリウムー塩化物温泉

・泉温   64.4℃

・pH   6.7

・地図

※出典:Googleマップ




足湯に浸かる


指宿駅前足湯 足湯専用温度計 40℃を表示している。指宿駅前足湯 お湯の様子。浴槽の底は青と水色のタイル張り。タイルの色が綺麗にわかるほど無色透明のお湯。12月で外で40℃の足湯は、感想としては大分温い。ゆっくり読書するには良いのかもしれない。待ち合わせが長引いても逆上せない温度。
左:温度計 右:お湯の様子

足湯専用温度計という表記が面白い。足湯の温度を測るだけの温度計があるんだなと。

当時は12月。鹿児島と言ってもそこそこ寒い気温になるが、40℃の湯温は大分ぬるい。もしかすると、待ち合わせの時間が長引いても逆上せない、ストレスを感じさせない温度なのかもしれない。

お湯は温泉分析書に書いての通り、無色透明でほぼ無臭湯底のタイルの色が綺麗にわかるほど澄んでいる。手を触れずともわかる軟らかさ。体感はぬるいけれども、ゆっくり浸かっているとじんわりと温まってくるのがわかるのが不思議。気付けば靴下を履いているかのような色の違いが見られる。これから始まる湯めぐりが楽しみになる、そんな足湯でした。




砂むし温泉へ



指宿で温泉と言うと、砂むし温泉が有名のよう。目星を付けていた所が休業中ということで、急遽別の砂むし温泉へ向かうことに。




バスに乗る


指宿駅の道向かい側にある鹿児島交通のバス停。ここから砂むし温泉「砂湯里」へ。
鹿児島交通のバス乗り場にて

約30分ほどのバス旅になります。

1日乗車券(大人1100円/小人550円)を購入し、乗り込みます。1時間間隔でバスが出ていて、本数が少ないので注意が必要ですね。知らない街でのバス旅はワクワクと不安が入り混じります。

指宿駅から鹿児島交通のバスにて山川砂むし温泉「砂湯里」近くのバス停まで。降ろされたところは、畑ばかりの何にもない場所で、看板を見つけるまでは不安一色。ここから砂むし温泉「砂湯里」まで800m。ゆっくり歩くと15分程。
着いたところは…どこ?

運転手さんに目的地を確認し、降ろされた場所は…畑一色。「ココどこ?」と不安がよぎるが、遠くに砂むし風呂『砂湯里』の看板が。よく見ると800mと書かれている。


さつき「どこにあるの?」

ふづき「…見当たらないね」

さつき「800mってどれくらい?」

ふづき「歩いたら結構掛かるよ…(マジか…)




送迎車に拾われる


ヘルシーランドの送迎車 たまたま歩いていた自分たちを見つけ、途中で拾ってくれた。歩くと10分以上かかると言われ、乗らせて頂くことに。他のお客さんのことも拾って送り届けてくれた。
たまたま走っていた送迎車が…

嫁のさつきと歩いていると、後ろからクラクションの音が。


おじさん「乗ってきな!」

ふづき「…(誰?)」

さつき「…どうする?」

(ドアの施設名を確認して)

ふづき「お願いします!(まだ10分以上歩くって言われたし)


露天風呂の『たまて箱温泉』と砂むし風呂の『砂湯里』とをピストン運行している送迎車のようで、たまたま通りかかった自分たちを拾ってくれたよう。他の利用客のことも途中で乗せて行ってくれました。親切な方で感謝ですね!




砂むし温泉『砂湯里』


山川砂むし温泉『砂湯里』敷地内にある顔出しパネル。アロハシャツを着たスコップを持ったおじさんと、砂に埋められた客の2人分。山川砂むし温泉『砂湯里』入り口から。ようこそ砂湯里へ。受付は正面の建物です。と書かれている。本館と、その左側に蒸し料理が売られている。
左:顔出しパネル 右:『砂湯里』外観

あのパネルを見ると、
観光地なんだな…と感じさせる。

山川砂むし温泉『砂湯里』からの眺望。遮るもののない海と島。それだけ。それだけで十分。
眺めは絶景!

海沿いに建てられていて、ロケーションはとても良い。建物の左側をよく見ると、湯気の立っている箇所が。もしや…温泉蒸し?




伏目のすめ


山川砂むし温泉『砂湯里』にある、伏目のすめ。「すめ」とは温泉の蒸気による天然の蒸し釜のことで、蒸された『さつまいも(1個50円)』と『温泉たまご(1個30円)』がセルフ(料金箱に入れる)で売られている。
温泉の熱で蒸された『さつまいも』と『たまご』

「すめ」とは、天然の蒸し釜のこと。

温泉の熱で蒸された『さつまいも』が1個50円『たまご』が1個30円と、とてもリーズナブル。これは食べずには帰れませんね。




温泉蒸しを食す


山川砂むし温泉『砂湯里』にある伏目のすめのさつまいもと温泉たまご。たまごはほんのり燻製色で、より甘さが際立ち美味。1個30円は安すぎる。山川砂むし温泉『砂湯里』にある伏目のすめのさつまいもと温泉たまご。さつまいもは、甘さが濃縮され、見た目の黄色さよりも甘みが強く感じられる。こちらも美味。1個50円は破格。
旨すぎる…。

温泉の蒸気で蒸されると、何でも美味しくなるのは気のせいでしょうか?それが、1個50円やら30円やらで売られているのは、毎日これでも良いくらいです。飽きるほど食べたい。普通に蒸すよりも、明らかに甘さが引き立つと言うか、旨味が増すと言うか。家に『すめ』が欲しい。すめだけあっても仕方ないので、温泉の蒸気が出るところに住めってことですね。…はい。




砂むし温泉『砂湯里』の詳細


山川砂むし温泉『砂湯里』外観。塩害に強いコンクリートの造り。一階建ての平屋。受付、ロビー兼お土産処、更衣室、浴室、外の砂むし温泉という内装。山川砂むし温泉『砂湯里』の入浴ご案内。営業時間や定休日、利用料金等が書かれている。
左:『砂湯里』外観 右:入浴のご案内

・名称   山川砂むし温泉『砂湯里』

・所在地  鹿児島県指宿市山川福元3339-3

・TEL  0993-35-2669

・営業時間 9:00~17:30(夏季延長あり)

・定休日  年中無休

・利用料金 大人830円/小人460円(浴衣込み)

・温泉   砂むし温泉/男女別内湯あり

・泉質   塩化物泉

・泉温   102℃

・駐車場  あり(無料/普通車40台)

・補足   タオル必須

・公式サイト
砂むし温泉「砂湯里」 – ヘルシーランド【公式】

・地図

※出典:Googleマップ




砂に埋まる



受付を済ませると、浴衣を渡され更衣室へ。
衣類と貴重品は鍵付きロッカーへ入れ、浴衣一枚で砂むし風呂へ。持参のタオル必須です。

山川砂むし温泉『砂湯里』のスタッフの砂堀道具等
これから埋められるための7つ道具

おじさん達がスコップを片手にスタンバイしていました。無言で砂を掘り埋めていく様子を見ると、少し恐怖を感じました。笑


山川砂むし温泉『砂湯里』にて、砂むし温泉体験。スタッフのおじさんにたっぷり砂を掛けられて埋められていく様子。
まずは嫁のさつきから…

躊躇なく、手際良く埋めていきます。あっという間に綺麗なドーム型に。これだけ綺麗に埋められると、全く身動きが取れないようで。出る時は足の方から崩すと出やすいとのアドバイスを受ける。


山川砂むし温泉『砂湯里』にて、砂むし体験。海の波音のみ、時折波しぶきが冷たく感じる。
ふづきも埋まる

おじさんたちがあまりしゃべらない理由をここで初めて知りました。



波音が心地良い。



余計な音が何もない。
海の風と波の音だけ。
そして、時折顔に掛かる波しぶき。



じんわりと、背中から足から、身体全身が温まり、
心地良く汗が出てくるのを感じる。

埋もれている間、
時間が止まっているよう。

日常と遮断された空間にいるよう。

ああ、
温泉に浸かっているわけでもないのに、
同じくらい、気持ちが良い。



15分くらいで出て良いと、
そう言われてから30分程経って、
気付けば1時間近く経った頃。

おじさん達の視線を感じ始め、足からドームを崩し始めた。



浴衣一杯に汗をかいたのか、ずっしりとドラ〇ンボー〇の道着のように重い。きっと、これを脱げば、何倍も身体が軽くなるはず。



シャワーと温泉に浸かり、身も心も何だかスッキリしたように感じる。砂むし温泉のデトックス効果を存分に体験しました。




露天風呂たまて箱温泉


砂むし温泉『砂湯里』と同じヘルシーランド系列の、源泉かけ流し露天風呂の『たまて箱温泉』の外観。ここも塩害に強いコンクリート製の平屋建て。砂むし温泉との送迎がある。
源泉かけ流し露天風呂『たまて箱温泉』

外観は、砂むし温泉『砂湯里』同様にコンクリートの平屋建て

ネーミングに「開けてびっくり感」のある玉手箱ですが、浴場内は撮影禁止という貼り紙が至る所にあり…びっくり感はこの目と心にしっかりと収めておくことに決めました。

砂むし温泉『砂湯里』と同じヘルシーランド系列のようで、2つの施設の送迎を無料で依頼することが出来る。しかも、砂むし温泉とのセットで大人1240円/小人620円で露天風呂にも入浴することが出来る。両方入るなら、セットの方が断然お得となります。




露天風呂たまて箱温泉の詳細


鹿児島県指宿市にある露天風呂たまて箱温泉の券売機。大人510円、小人260円の他に、砂むしセット(砂むし温泉『砂湯里』と露天風呂『たまて箱温泉』は別の場所にあります)が大人1240円、小人620円で販売されている。鹿児島県指宿市にある露天風呂『たまて箱温泉』の温泉分析書。無色透明、塩味、無臭。pH6.9、ナトリウムー塩化物強塩泉、源泉温度は93.1℃と表記されている。
左:券売機 右:温泉分析書

・名称   露天風呂たまて箱温泉

・所在地  鹿児島県指宿市山川福元3292

・TEL  0993-35-3577

・営業時間 9:30~19:30

・定休日  木曜日(8月は無休)

・料金   大人510円/小人260円

・温泉   源泉かけ流し(加水・一部循環方式) 

・泉質   ナトリウムー塩化物強塩泉

・泉温   100℃

・補足   男女別露天風呂のみ

・公式サイト
ppp.seika-spc.co.jp

・地図

※出典:Googleマップ




露天風呂に浸かる



写真がないのが残念ですが、
開聞岳を望む和風露天風呂と、竹山(スヌーピー山とも呼ばれているそう)と海を望む洋風露天風呂とあり、偶数日と奇数日とで男女入替制になっているよう。当日は洋風露天風呂に入らせて頂きました。

とあるサイトで1位に輝いたこともあるという絶景露天風呂ということもあり、皆様方、じっくりとのんびりと、お湯を堪能されたり、温泉に浸かりながらの海や山を満喫されたりと。普段のスパ銭などでは過ごせないような時間を、各々過ごされていました。浸かっていたおよそ1時間の間、誰一人出る方はいらっしゃりませんでしたから。その一人一人の気持ちが、態度や行動がここの良さを物語っていたと思っています。

表記されていた通り、ほぼ無色透明の透き通ったお湯。湯気から香るほのかな硫化水素臭に、舐めると塩味が強く残るような、強が付くほどの塩化物泉。何十人と入れそうな広さの浴槽は、源泉の高温をちょうど良く和らげ、露天風呂としては少し温めの42℃程(体感)。他に小さめの熱めの浴槽もあるため、好みで選べるのが嬉しいところ。脱衣所と洗い場は屋内にあり、何にも気にせず絶景とお湯だけを楽しめる。優雅で贅沢な時間を過ごすことのできる温泉でした。




まとめ


砂むし温泉『砂湯里』にて、限定販売されている焼酎『砂湯里』。1本1400円(箱入り1500円)。
お土産にいかがですか?

この記事のように、駆け足で巡ってしまった指宿ですが、連泊してゆったり湯めぐりしたかった…。というのがホンネです。もう1ヵ所、入らせて頂いたところがあるのでそれは次回のお楽しみですが、有名な観光名所であり温泉地ということで、やはり持っているポテンシャルの高さに圧倒されました。

ボランティアさんによって維持管理されている駅前の足湯から始まり…、指宿と言ったらで有名の砂むし温泉は、口数少ないオジサン達の裏で聴こえる寄せては返す波の音と風の音。時折肌にひんやりと心地良い波しぶきに癒される。目を覚ますと日頃の疲れやストレスが落ちたような、デトックス感がさらに気持ち良い。

頂点を知る露天風呂は、何も語らず、余計なものなど何も要らず、ただそこに湧く温泉と海と山とで織り成す贅沢を感じさせる。それこそが、最高のおもてなしだと言わんばかりに。



ここでしか出会えない『たまて箱』には、
白髪のおじいさんになってでも来たくなる。

時を忘れ、
気持ちは常に湯けむりの中にあるような、

普段の温泉とは一味違う「温かさ」を感じられるような、
また新たな温泉めぐりの楽しみ方に気付かされました。




ふづき と さつき 砂むし温泉『砂湯里』の堤防にて
ふづき と さつき





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