さつきです。
北海道へ移住して2回目の冬を過ごしました。
北海道での生活は想像していたよりも
過酷で驚くことが沢山あるけれど
それ以上に素晴らしい事も沢山あります。
雪国へ住んでみないと分からなかった事や
些細な日常の事など、
少しずつ残していきたいと思います。
振り返り。。。
世の中、コロナで様々な制限中、
私は自身の仕事の他に知り合いから
人手不足で少しだけ手伝ってほしい。と頼まれ
空いた時間(公休日)にダブルワークをして、、、
月に1度の希望休だけふづきとお出掛けする。
そんな生活を送ってました。
今、思い返すとふづきの理解と協力なしでは
成り立たない生活・・・(-_-;)
そんな時、
ふづきの仕事関係の話が舞い込んだのは
2年前の春。
わずか4ヶ月後の夏には
北海道へ引っ越しを済ませるという
勢いがなければ
今でもここには居ないのではないか、
と思うくらいの急展開。
まずは
職場へ事情を話をして退職の準備、
お互いの実家や友達へ報告。
その間、
打ち合わせや
新居の手続きで北海道へ行くこと2回。
困ったのが引っ越し屋さんをどこで頼むか問題。
そもそも
北海道までいくらかかるのよ。。。
あそこが良いよ!
ここは雑だよ!
賛否両論、皆の意見が錯誤するも有難い情報。
そして
どうすれば安く済むのか色々リサーチ開始。
北海道でも札幌や割と都市的な場所だと
格安!とか色々業者さんも選べるけど
私たちは道東の
そこまで栄えていないとこだったから
かなり金額が跳ね上がってしまうし
選択肢は少ないわ時間がないわ、
何件かの業者さんと交渉しました。
その中でも
北海道出身だという営業のお兄さんに
なんでワザワザそんな所へ引っ越すの!と
驚かれながらも
少しでも安くしてくれるように手配してくれて
無事に引っ越し業者が決まる!
安くなった理由は
引っ越しの日にち、時間は自分では選べず
業者さんの都合に合わせる事、
他の方と一緒のトラックで荷物詰め込みになる事、
退去してから2週間位、
新居へ荷物が届かなかった事です。
←業者さんの都合なので
引っ越し日は予め決められていたし
時間は当日にならないとわからなかったけど
朝におおよその連絡がきたので問題なかったです。
新居への荷物搬入まではキャンプ生活だと思って
これも特に支障なく過ごせました。
ただ
業者さんからの
段ボールだけではとうてい収まる訳がなく
(指定段ボール数が決まってる)
究極の断捨離をしなければあふれるばかり。
仕事しながら
いるもの、いらないもの、
すぐ使うものに分ける作業を始めると
あっという間に部屋が大変な事に、、、
差し迫る時間との闘いで
とうとう
高熱と血尿で体調を崩してしまいました。
あの時はホントに
ふづきと職場に申し訳なくて
健康自慢の自分だけど
無茶すると身体が壊れる事を
実感した出来事。。。(´;ω;`)ウゥゥ
その後は有給消化しながら
ゆっくりと、、、
と
いう訳にもいかず
とにかく退去まで時間がない!
いらないものは
何度もクリーンセンターに通い処分、
自転車やファンヒーター、
まだ使えるけど持っていかない物は
友達に引き渡したりして減らすことに専念。
新居ですぐに使用するモノは
当日、自家用車に積み込むことにして
最初は綺麗に用途別に箱詰めしていたのが
段々と何でも入れに
変わってしまい小さな隙間も利用して
とにかく段ボールに
詰め込む、、、押し込む、、、収めなくては!
持ち物の半分以上、かなり処分しました。
中には
処分して後悔してる物も・・・
間違えて処分してしまった物も・・・
(ドライヤーやお気に入りのキッチン用品や愛用のお鍋など・・・
これはかなりショックで今でも引きずる・・・)
当日は手際の良いお兄さん達が
電化製品や大型家具の
梱包も丁寧に荷物をトラックに運んでくれて
私たちが
本日、最後の引っ越しの荷物だったらしく
空いているから良いですよ。って
自分たちで運ぼうと思ってた
タイヤやスノーボード等、
隙間に入るだけアレコレ詰め込んでくれて
とても助かりました。
何もなくなったガラーンとした部屋は
こんなに広かったっけ?って思うくらい
スッキリとしていて
ここから眺める景色が見納めだと思うと寂しさが。
最後の夜は
よく行った近所の食堂のおばちゃんに
挨拶がてら食事をして
長年生活した町とお別れ。
一番淋しいのは
バディと中々会えなくなることかな。。。
翌日はバディのお見送り後、
仙台港からフェリーに乗るため
ふづきの車と私の車、2台でゆっくりと移動。
急いでも荷物は2週間後だからね・・・(^-^;w
初めて乗る
『太平洋フェリー きたかみ』に
ワクワク~
船の様子は
ふづきがレポートしてくれるでしょう(*^^*)
北海道は広い。。。
想像より広い。。。
地図の何倍も広い。。。
苫小牧から道東まで、めっちゃ遠い。。。
『この先20キロ道なりです』
←50キロ道なりとかもある
何度ナビに言われたことか。
ナビ、生きてる?ってくらい黙ってしまう。
道なりの距離が
『!!!』ってなる、、、w
新居に着いてからは
手続きやら必要なものを買いに行ったり
あっという間に過ぎ去って
いよいよ荷物が到着。
ひたすら段ボールから荷物をだして
やっと
引っ越しが終了した感じ。
そして
夏なのに寒い。
布団をかけて寝るくらい寒い。
夏服が必要ないくらい肌寒くてビックリした!
さすが北海道!寒いぜ!
身体がまだ気候に慣れてなかったからかな
翌年の夏は暑くてビックリした・・・
新居の周りは静かで
広大な牧場と大地が広がっていて
どこもかしこも広大過ぎて
灯りがないから
星がたくさん見えてキレイ☆彡
遠くで電車の走る音が聞こえる。
『ピー!』って
鹿よけの高音の汽笛の音が聞こえる。
あまりにも非日常すぎて
しばらくの間、
どこかに旅行している気持ちがぬけなくて
自宅に帰ってきた。っていう安堵感がなく
常にテンションが上がってて
気持ちが落ち着かなかった。
今では
すっかり慣れたけど(^^♪
もともと北海道は大好きで
冬はボード、
雪のない季節にはふづきの愛車で行ったり
毎年、遊びに行くくらい。
ただ
北海道へ移住することに関しては
正直考えてなかったから
一番驚いているのは
自分たちかもしれない。。。
一番不安だったのは
私の車が2WDだということ。
北海道の雪道走行に支障でる?大丈夫?
って思ったけど
スピードを出さなければ特に問題なく
国道は常に除雪してくれているから
思ったより走りやすく嬉しい誤算。
あと
道東は気温が低すぎて
(冬は常にマイナス20度前後)
雪がサラサラで雪ダルマは作れません、、、
風で舞うくらいのパウダースノー!
ホント素晴らしい雪質!
これはダイヤモンドダストなのか?
って
思うほど
当たり前に見えすぎて
朝陽にキラキラキラキラ美しい✨✨✨
振り返れば。。。
色々と
考える時間もほとんどなく
勢いで。
きっとそのタイミングがあったから
今、ここで生活しているのかな。
あの時、
躊躇していたらまた違う生活をしていたのか
それでも
巡り巡って
ここで生活しているのか、
あの時のタイミングと決断は
分岐点だったのかなーって思うのです。
新しい場所で
新しい生活をはじめ
充実した日々を
送っている最中です。