ふづきです。
”らーめん”と言えば、
冬に限らず無性に食べたくなる時があります。
昔は醤油のチャーシューから、
少し前は細麺ストレートの豚骨で。
現在は縮れ玉子麺の味噌らーめん。
歳と共に味覚と趣向が変わるのか、
量より質にシフトしてきた気がします。
春夏秋冬くるま旅には温泉が付き物?ですが、
手軽にご当地を味わえるものがあるとしたら…
それは迷いなく暖簾を潜った先にあるようです。
はじめに
自分たち夫婦は、
温泉も好きですがらーめんも大好物です!
旅先では結構な確率でご当地らーめんを頂いていたりしているくらい、らーめん愛?に溢れています!笑
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記事を見返したら意外と少なかった事実…(/ω\)
北海道へ移住してから、
札幌やすすきの、室蘭、旭川、北見、美幌、釧路、羅臼等々。旅がてらにご当地らーめんを頂いてきました。
確かに美味しいらーめん屋はありました。
中にはきっかり500円で提供してくれる、コスパもクオリティーも良いお店もありました。ですが、なかなか夫婦揃って「コレだ!」と思える”一杯”に出逢えてなかったんです。
そんな中、前回の記事で載せた「くつろぎ湯処 紋太の湯」に併設されている「オホーツク氷紋の駅」に、地元民が絶賛するらーめん屋がある!?という事実を聞きつけました。
なので、
さっそく足を運んでみました!という内容となっています。
オホーツク氷紋の駅
※出典:Googleマップ
こちらが「オホーツク氷紋の駅」になります。
地元の方々が多く訪れる場のようで、訪れたときにもお客さん同士で会話を楽しむ様子が良く見られました。
中は新鮮な野菜や地元の鮮魚・お惣菜などを扱うスーパーのようで、特に鮮魚はとても割安に感じました。道の駅のような造りでお土産屋さんもあり、その一角にお目当ての「らーめん 西や」がある。更にココで買い物もお土産もお腹も満たした上に、隣の「紋太の湯」でひとっ風呂浴びて完結できる素晴らしい場所となっています!
らーめん 西や
・名称 らーめん西や 氷紋の駅店
・所在地 北海道紋別市幸町4丁目1-1
※オホーツク氷紋の駅内
・TEL 0158-23-2339
・営業時間 11:00~15:00、16:30~20:00
※ラストオーダーは19:30
・定休日 木曜日
・公式HP https://kicks1122.wixsite.com/nishiya
メニュー
紋別の旅は『西やのらーめん』から!
とポスターに載せられているよう、ここで腹ごしらえをして心もお腹も満足してから旅を進めるのが良いかもしれません。と言うのも、特に冬のオホーツクは道北や道南と比べても寒さが一段と厳しいのがありますし、何より北海道は街から街への距離が遠い!街以外のお店が少ないことも理由に挙げられるかと思います。地元の方の話では、紋別と言ったら『らーめん 西や』と言う人も少なくありませんから。
メニューは好みに合わせて選べるレパートリーになっています。”こってり”は味噌も塩も醤油も出来るようなので、今回はこってり味噌にしましたが次回は違う味にチャレンジしてみたいと思っています♪
海鮮らーめんも食べてみたい!!
店内の様子
暖簾を潜ってすぐ右手に券売機があり、購入後スタッフの方に手渡しして席に着きました。
地元の方からのオススメでこの店を知りましたが、実は前回の記事の時の、ガリンコステーション内に本店があったようです。全然気付きませんでした…汗
道内には4店舗あり、その内の2店舗が紋別市にあるようですね。
勝手な偏見ですが、観光地に併設してある飲食店は、そこまで味に力を入れていないんじゃないかと思っていました。
紋別と言ったらガリンコ号!
そして流氷!!
この写真を見るとまた旅に出たくなりますね♪
こってり味噌らーめん
黒い器は、最近話題になった近隣の街(遠軽町)の国宝である黒曜石のような柄。その街では砂金が獲れると聞きましたが、まさに黄金色の味噌スープ。その海の真ん中に大きく存在感を示すのが1枚のチャーシュー。刻みネギとメンマを添えた一番上にちょこんと、紅色のものが見えますが、それは店自慢の”鮭のXO醤(鮭ジャン)”。オホーツク名物のアキアジ(秋鮭)ですね!知らずに食べてしまい、鮭フレークだと思っていました…苦笑
黄金色の”味噌スープ”
まずは何もアレンジせず、飲んでみる。
・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・
旨い
一口目から分かる確定感。
これは久々に出逢えた”一杯”かもしれない。
豚骨と鶏ガラをベースとしたスープ。
味噌は、田舎味噌・八丁味噌・赤味噌を独自にブレンドし、北海道産の玉ねぎと人参、生姜とにんにくを長時間炒めて混ぜ込んだ代物。嫁のさつきとふたりで飲んでいましたが、これは何の出汁だろう?豚骨?魚介?などと、複雑ながらも美味しいスープに舌鼓していました。
”こってり”との名目ですが、確かにコクは豊かですが、全然クドくない後味で。背脂たっぷりのように見えて、飲み口はサラッと、喉の奥で芳醇な味噌の風味を感じ、鼻に抜ける北海道の大地の香り。これは本当に旨かった。
”麺”はこだわりのカネジン食品
店の暖簾に「匠の麺工房 カネジン食品(株)」と載っていたので、翌々調べてみました。
・食の「安心」と「信頼」を第一
・製麺業界では珍しい
HACCPとISO22000の認証を取得・オリジナル麺を作り出すオーダーメイドスタイル
その他にも、本店が北海道の札幌ということもあり、らーめん通の方からも「札幌らーめんと言えばこの麺」と言う評価も頂いているようですね。出来上がった麺をそのまま提供するのではなく、その店のスープに合ったものへと試行錯誤を経て提供するスタイルは、なかなか簡単に出来ることではないと思います。麺への熱いこだわりが伝わってきました!
実際食べてみて、
ほど良くコシがあり甘みを感じる麺に、縮れにこってり味噌スープが運ばれ噛むたびにコラボする味わい。スープもさながら、麺だけでも美味しいと感じたのは間違いではなかったと確信しました。良いものを頂くことが出来ました♪
ホロッホロのチャーシュー
真ん中にドーンと存在感を魅せ付けたチャーシューですが、箸で掴むと直ぐに崩れてしまうほどホロッホロ。噛む前から柔らかさが伝わってきます。場所によっては味付けが濃かったりするチャーシューですが、ココのは濃くなく薄くなく良い加減。だからこそ舌に感じる脂の甘さ。手抜きを感じさせない作り込み感は、ポイント高いです!
小鉢の刻みにんにく
にんにく大好き夫婦なのですが…
最近、にんにくを食べ過ぎたせいか、わたくし(ふづき)の出口の方が芳しくない状況でして…汗
でも、これくらいなら…。
といつも食べてしまっています。笑
やはり、にんにくは最強です!
特に生にんにくは絶対王者です!!
旨いものににんにくを入れたら、そりゃ旨すぎるに決まっています!
でも、
程々にしないと後で痛い目に遭いますよ~。
まとめ
今回は、
紋別と言えば『らーめん 西や』
と言うことで、食べに行ってみました!
観光地と言うことで、
元々の期待値が低かったことをお詫び申し上げます。m(__)m
地元の方々から美味しいという話を聞いて、本当に美味しかったと同時に、その裏付けも知ることが出来ました。本州では、行きつけになるようなお店を何件か持っていたのですが、北海道に来てからはまだ見つけられずにいた矢先。こんなタイミングで出逢えたのはやはり、”旅”をしていたからこその醍醐味だと思っています。
美味しさと言うのは、
その人その人の好みの要素が強いと思います。
それと、
旅先で頂くご当地物は、近隣で頂くそれと違う+αな旨味調味料となって五感に伝わって来るので、尚更美味しく感じてしまいますね♪
ガリンコ号や流氷は冬の楽しみのひとつですが、『らーめん 西や』があることで春夏秋冬オールシーズン紋別市に来る用事が出来てしまいそうです。
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