徒然たびたび夫婦旅

温泉、車中泊、プチ旅行…。夫婦ふたりで気ままにお出かけ日記♪

鷹が傷を癒したと言われる温泉『鷹の湯』、それは日本三大薬湯の松之山温泉にあり~ぷちキャンカーで夫婦旅~新潟県【松之山温泉郷】

ふづきです。

 

 

暑い夏が終わり、涼しい風が吹き始めた秋空をゆっくりと眺めていたのも束の間。居心地の良い季節と言うものは、こんなにも足早に過ぎて行ってしまうものなのでしょうか。テレビをつけると、北国では積雪数十㎝という、聞いただけでも寒くなる話が耳に入ってきます。少し前に、山奥の温泉地できれいな紅葉を目にしておいて「良かったな」と、安堵しました。

 

とある温泉地にて。あまりにきれいだったので、車を降りてさつきとふたりで写真撮影に夢中になっていました。

 

 

 

 

 

 

【目次】

  1. はじめに
  2. 松之山温泉とは
  3. 松之山温泉の泉質と効能
  4. 鷹の湯、お湯加減は…
  5. まとめ
 
 
 
 
 
 
 
 1.はじめに
 

冬になると豪雪地帯になる温泉地には、本当は雪が降った時に行きたい!と思っています。よくパンフレットにも使われているように、雪の積もった茅葺き屋根にほのかな灯りと、温泉の靄を感じられる雰囲気を、直に感じたいんです。しかしながら、ぷちキャンカーで車旅をしていますが、如何せん雪道や凍った路面は苦手でありまして、できる限り、安心で且つ楽しくドライブできればいいな…と、ビビりなふづきであります。嫁のさつきは「スタッドレス履いているんだから、平気じゃん!」と前向きに考えてくれていますが、なかなか重い腰が上がらず…。

 

簡単に言うと、雪が降る前に、雪が降る所に行ってしまおうと言うわけです。

 

今まで入った温泉の中でも、この松之山温泉は、夫婦で好きな温泉です。味も匂いも湯触りも、インパクトが強く癖になります。

 

 

 

 2.松之山温泉とは

 

※1.『松代・松之山温泉観光案内所』発行の、2019年度版『松之山温泉』より。日帰り温泉施設『鷹の湯』にて、無料配布されていたものです。

 

 

  • 歴史は古く、開湯は約700年とのこと。
  • 新潟と長野の県境にあり、室町時代には上杉家の隠し湯だったと言う説もあり。
  • 薬効の高さから、有馬・草津と並び、日本三大薬湯と呼ばれている。
  • 塩分が強く、戦後の一時期には塩の採取が行われていた。
※2.『松代・松之山温泉観光案内所』発行の、2019年度版『松之山温泉』より引用。
 
 
 

 3.松之山温泉の泉質と効能

 

  • 泉質:ナトリウム・カルシウムー塩化物泉(高張性弱アルカリ性高温泉)
  • 効能:きりきず、末梢循環障害、冷え性、うつ状態、皮膚乾燥症

この泉質は、日本で数多くみられる泉質の1つです。なぜ、松之山温泉が日本三大薬湯と呼ばれるのかと言うと…

 

理由① 成分濃度が高いこと。

溶存物質は基準値の16倍、中でも消毒作用のあるメタホウ酸は50倍以上も含有されています。

 

理由② 高張性であること。

高張性だと、温泉の成分が身体に染み込みやすいということです。塩化物泉には保温効果(湯冷めしにくい)や美肌効果も期待できます。

 

などの理由が挙げられます。

※3.『松之山ドットコム ポータルサイトhttp://www.matsunoyama.com/ より引用

 

 

 

4.鷹の湯、お湯加減は…

 

日帰り入浴施設『鷹の湯』。男女別の内風呂と露天風呂があります。

 

 

約700年前南北朝時代に、一羽の鷹が舞い降り、傷ついた羽を休めているのを木こりが見つけたことから、その名がついた『鷹の湯』

※4.鷹の湯のパンフレットより引用

 

 先ほどの松之山温泉の泉質と同様、ナトリウム・カルシウムー塩化物泉。
源泉かけ流しでお楽しみいただけます。
 
 

男湯の内風呂撮影。奥の扉の先には川のせせらぎを感じられる露天風呂があります。

 

 

鷹の湯の源泉温度は85.5℃と、とても熱くなっているため、源泉の噴き出し口には注意が必要です。内風呂の温度は体感44~5℃、露天風呂は42~3℃程度でしょうか。源泉に近づけば近づくほど熱くなりますが、内風呂では長湯はできないので、ゆっくり入りたい方は、露天風呂のほうが良いと思います。

 

個人的には熱湯が好きなので、内風呂の源泉近くに浸かり、3~5分くらい入ったら冷水で身体を冷まし、また熱湯に浸かるを繰り返します。たまに露天風呂に行き、仁王立ちで火照った身体を冷ましながら川を眺めたりします。

 

飲泉はできませんが、舐めると強い塩味と苦味があり、匂いはほのかに油臭のように感じられます。深緑がかったお湯は、見た目も味も成分も濃く、油断すると湯あたりを起こしてしまうような、インパクトの強い温泉と言えます。

 

湯触りは、意外と柔らかく、見た目よりも入りやすい温泉だと感じました。

 

湯上りは、成分が濃い分ベタつくのかなと思いきや、乾くとさらっとしたスベスベの肌触りになります。美肌効果が実感できると思います。

 

 

5.まとめ

 

松之山温泉には、温泉旅館や日帰り温泉を受け入れている旅館やホテルもあります。

日本三大薬湯と呼ばれているだけあって、成分表の数字だけでなく、見た目や味、湯触りがとても濃く感じられ、他の温泉と一目置くようなインパクトがあり、一度入ると癖になります。「また来たい」と感じることでしょう。

 

これからの季節、寒さが一段と厳しくなってきます。

美肌の大敵の乾燥と、手足の冷え対策に、一度松之山温泉を訪れてみてはいかがでしょうか?豊かな自然に育まれた、歴史のあるお湯が、身も心も温めてくれます。

 

 

 

嘘か本当かは、この顔が物語っています。

 

 

もちろん本当ですよ!笑

 

 

 

 

 

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