徒然たびたび夫婦旅

温泉、車中泊、プチ旅行…。夫婦ふたりで気ままにお出かけ日記♪

伊豆大島…そこには島民の日常となっている、まるで海のような混浴露天風呂がありました~嫁と船たび島めぐり~【大島温泉元町浜の湯】

ふづきです。





天候にも恵まれ、青々とした普段見る色よりも、

さらに濃く、たっぷり絵の具を垂らしたような空を仰ぐ。



日常見ている空の色は、それに白を加えた、もっと薄く、

淡くしたようなものだったことを思い出す。



島にいると、目に映るものがすべて、

原色に近い色遣いで、一つ一つがしっかりと

意志を持っているかのように主張している。


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大島公園周辺の木々と青空


青と青が違うことを、

言葉の、カタチの見た目で判断するのではなく、

感性で、感じたままで決まるものなのだと、

強く吹き付ける潮風に、優しく教えられた気がした。



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太平洋越しに望む富士山、右に元町浜の湯の建物





嫁のさつきと日常を共にし、今日(こんにち)もまた、

島めぐりという旅ができることを嬉しく思う。

贅沢なことがしたいのではなく、

楽しいと思うこと、

嬉しいと思うこと、

幸せだと思うことを、

一緒にその場で共感できることを贅沢だと感じる。



それが、

一つの手段というか、

旅という表現になっているのかなと、

握る手の感触を感じながら、

ふと、思いに耽る。






大島温泉 元町浜の湯

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元町浜の湯 外観

島らしい平屋の建造物が何だか落ち着きます。



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男女別の更衣室、シャワー室、そして混浴露天風呂のみ
昭和61年(1986年)、三原山の噴火により湧き出でた温泉を利用して作られた露天風呂です。




元町港より徒歩3分。今回到着した岡田港より元町港までのバス(約20分で370円)が出ているので、利便性は良いですね。(Googleマップより)




温泉の詳細

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元町浜の湯 温泉分析書


・泉質   ナトリウムー塩化物温泉

・営業時間 13:00~19:00

・定休日  年中無休
(天候により休館する場合があります)

・料金   大人:300円 小人:150円

・設備   脱衣所は男女別 混浴の露天風呂のみ
※水着着用(レンタルあり)

・特徴 源泉掛け流し。脱衣所にシャワー室あり。
シャンプー等備え付けなし。




いざ入湯

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絶景の混浴露天風呂



脱衣所には無料の鍵付きロッカーあり。

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嫁のさつき撮影(女湯ロッカー、更衣室)


入る前に決まり事があり、必ず水着を着用することと、入浴前にはシャワーで体を洗ってから露天風呂に入ることと、注意喚起されています。露天風呂には洗い場がないので、脱衣所にあるシャワー室で体をキレイにしてから入ります。

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嫁のさつき撮影(女湯シャワー室)


地元の方々が大勢入られていて、和気あいあいとした雰囲気が窺えます。(途切れなく地元の方や観光客が利用されているので、写真はなかなか撮ることができず、苦労しました。貴重な一枚です)

手前の方(2ヵ所)から源泉がドバドバと湧き出ており、その付近は温かくて丁度いい湯加減なのですが、少し離れると、今の季節(2月)だとお湯から出られないくらい温く感じるかもしれません。源泉は45~6℃位の熱さですが、付近は42℃、離れると体感40℃位の温水プール並みに感じられました。露天なので、海風が強く、お湯から出てる部分はキンキンに冷やされるので、しっかり首まで浸かってじっくり温まりました。


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混浴露天風呂と太陽の道


お湯の質感は、滑らかで透明。舐めると少し塩味を感じます。海の方を見ると、伊豆半島が望め、ギラギラとした太陽が道を作りながら沈みゆく夕陽まで、目の当たりにすることができます。耳には、海鳥の声や、潮風の音、波のざわめきが聴こえてきます。いつまでも、飽きることなく、贅沢な時間を過ごすことができました。




嬉しいポイント

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受付け裏手にある洗濯場


水着を着て入浴するわけですが、当然帰りはびしょびしょの水着を持ち帰ることになります。ですが、ここには二槽式の洗濯機があるんです。スタッフの方に確認をしましたら、使って良いですよと許可を頂いたので、遠慮なく脱水をかけさせてもらい、大分助かりました。こういう心遣いは有り難いですよね!




まとめ

連日ゆっくり入らせて頂いたのですが、全く同じ顔触れにお会いしました。島民の方々の憩いの場というか、日常の場としてあるのかなと感じました。そんな場所に、嫁のさつきと一緒に入ることができ、島の方々と同じ時間と同じ楽しみを共感できたことは、幸せなことだと思います。ゆっくり満喫させて頂きありがとうございました。

観光客に対しても、全く嫌な顔せず見守ってくれた島の方の温かさに触れて、自分もこの島のように大きな心を持たなければと感じました。

20人程ゆっくり入れる浴槽の広さがあるので、夫婦やカップルのみならず、家族や仲間たちと一緒に、日常の喧騒や息苦しさから解放されて、心の空気を潮風で入れ換えて、新鮮でエネルギーに満ち溢れた大自然の栄養素を補給しに来てはいかがでしょうか?



普段見ていた何気ない色が、

実はこんなにも美しい色だったんだと、

改めて気付くきっかけになるかもしれません。


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ふづき と さつき





伊豆大島までの船旅の記事です。
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夫婦や家族で満喫できる、混浴露天風呂のある温泉の記事を紹介しています。
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