ふづきです。
嫁のさつきからブログを勧められて、夫婦の雑記ブログとして始めたのが、今からちょうど200日前。
初めは、右も左もわからず(今もわかってないことばかりですが…)、ただただ思っていること、考えていることを綴って、今の今まで全く同じスタイルで書き記してきました。周りを見ると、いろんなジャンルで、細かく調べ上げていて、解りやすく紹介されていて、星の数やブックマークの数、読者の数など、ものすごく多いことに驚きと尊敬を抱いていました。今でも、全然、数字の上では敵いませんし、皆さんのブログを参考にさせて頂くことも多々あります。毎日のように更新するだけでも大変なことだと、身を持って感じています。
もともと、「自分の書きたいことを書いたら?」と、嫁から教えられて書き始めたので、それほど数や周りの反応を気にしてはいなかったのですが、やはり、反応があったり、数が増えたりすると嬉しかったりするものですね。増えたり減ったり、晴れる日もあれば雷雨でびしょ濡れになる日もある。濡れたら、晴れの日に乾かせば良いだけですね♪
200日という時間は、人生の中では「たった一瞬」に過ぎない時間かもしれません。
その一瞬に、こんなにも自分の言葉を綴ったことは今までありませんでしたし、考えや想いを馳せる大切なひと時を作らせてもらえた、ある種、深みのある時間になったと感じています。
この場をお借りして、このような機会を設けてくれた嫁のさつきに感謝するとともに、一瞬でも自分たちの拙い文章に目を向けて下さって、コメントを頂いたり、特に読者として少しでも興味を持って頂いた皆さんに。
ふづき と さつき
「ありがとうございます!」
今回は、『もう一度訪れたい温泉を語る』と題し、自分たちが今まで行ったことのある温泉の中でも、特に印象深かった1つの温泉を語りたいと思います。
福島県にある、『木賊温泉』(とくさ、と読みます)。
木賊温泉の名は、植物の木賊が群生していたことに由来し、今から約1000年前に発見され、“会津の隠れ湯”だったと伝えられています。川床から湧き出る露天岩風呂は、 昔と変わらぬ清流のセセラギを聞きながら、四季折々の自然とともに心と体を癒してくれます。 木賊温泉には、16軒余りの旅館・民宿が散在し、“秘湯の里”といわれています。
(詳細な場所と情報は、南会津町公式ホームページ参照)
ホーム/南会津町
2012年の冬に、嫁と車で来たときには営業していたのですが、2019年10月の台風19号の影響で、建物が流され、土砂で埋もれてしまったよう。地域の皆様の協力によって、2020年6月6日より営業を再開してそうで、ホッとしています。
(参照元)
木賊温泉 | おいでよ!南会津。
自分と嫁のさつきは、温泉旅にどっぷりハマっていて、毎週どこかの温泉郷へ湯めぐりの車旅をしていました。そんな最中、2011年3月11日、東北地方太平洋沖地震が起こりました。前代未聞の悲惨な現状をテレビで目の当たりにし、自分たちがいかに幸せに生かされているのか、と感じるとともに、何か少しでも力になれればとの思いもあり、「現地を知ること」「現地でお金を落とすこと」が今の自分たちにできることだと思いました。そして、福島の岳温泉や、飯坂温泉、土湯温泉、湯ノ花温泉など巡り、木賊温泉に辿り着いたのです。
・木賊温泉岩風呂
雪が舞う露天風呂、地震の影響が少なかったようで安心しました。※写真は2012年当時
料金:200円(料金箱に入れるシステム)
営業時間:24時間
泉質:単純硫黄泉
泉温:44.8度(源泉温度)
露天風呂:混浴(湯あみ着 可)
効能:神経痛、筋肉痛、切り傷、やけど、皮膚病など
※冬季休業など、最新の情報はご自身でご確認下さい。
地域住民の大切な共同浴場です。『誇り』と呼べるくらい素晴らしい温泉です。
マナーを守って利用しましょう。次来たときも、入れますように…。
無人なので、お金を夫婦2人分、チャリンチャリンと入れました。
あれは、もしや…!?
家でも愛用している「ケロリン桶」ですね♪
温泉あるあるです。
嫁とケロリン桶と雪見風呂。
これ以上の贅沢はありません。
湯触りは、とても柔らかい感触。舐めると、まろやかさが舌に残ります。源泉は足元からポコポコと、湧き上がってくるのを感じます。外が寒いので、44度でも少しぬるく感じるくらいです。もちろん、仁王立ちで川のせせらぎと小雪舞う絶景を眺めました。笑。冷えたらまたザブンと、お湯に浸かり、ほのかに香る硫黄の匂いにも浸りながら、嫁とこの何とも言えないお湯加減を語り合います。単純なのに単純じゃない、この温泉らしさを、実際肌で感じないとわからない絶妙な源泉の湧き具合。それに、この絶景を夫婦で分かち合えるのは、最高の贅沢だと思います。
集落の大きな誇りである木賊温泉。
災害のたびに建て直され、今もなお湧き出でるお湯。そこには、復興という前向きな希望と、何があっても諦めてはならないという強い信念を感じるとともに、また来たい…いや、呼ばれているような気持ちに駆られる何かを、今、あの記憶とともに感じる気がします。
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夫婦やカップル、家族で温泉を楽しみたい♪♪
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