徒然たびたび夫婦旅

温泉、車中泊、プチ旅行…。夫婦ふたりで気ままにお出かけ日記♪

東京竹芝桟橋から伊豆大島へ…約120kmの海原を越えて~嫁と船たび島めぐり~【東京都 大島】

ふづきです。



凍れるような寒さを期待してしまうような、暖かな陽射しが差し込む2月の某日。夫婦でスノースポーツを楽しむべきか迷った挙句、この陽気とシーズンオフを逆手に取り、思う存分楽しもうと突如登場した船旅。実は、嫁のさつきは以前から温めていた企みがあったようで…。



船旅代2人分(往復)+宿代2人分(2泊4食付き)=22000円



さつき「今限定のふっこう割、行くしかないでしょ!」

ふづき「…2泊4日だよね?安いけど大丈夫?」



令和元年12月24日(火)~令和2年2月29日(土)までに完了する旅行が対象で、台風15号と19号により落ち込んだ旅行需要を早期に回復及び喚起することを目的とした、「東京都ふっこう割」。もっと早くに気付いていれば…と嫁のさつきが悔やみながらも、すぐに旅の準備に取り掛かります。

ちなみに、1人1泊5000円引きとなるので、2人×2泊×5000円=20000円引きとなります。
ほぼ半額で行けるのは、断然お得ですね!さつきが興奮するのも納得です。



詳細はこちらを参照して下さい。
https://www.sangyo-rodo.metro.tokyo.lg.jp/tourism/kakusyu/fukkou/





とりあえず乾杯!


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旅の始まりは ビール から♪


今回は車旅ではないので、嫁と一緒に乾杯することが出来ます。いきつけの中華料理屋さんで、普段飲まない本物?のビールを一杯。



さつき「やっぱり、本物はうまいね!」

ふづき「贅沢なビールだね!」



仕事終わりの一杯も美味しいですが、旅の始めの一杯もこれまた美味しいです。

ICカードとアルコールをチャージして、電車旅からスタートします。



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電車に乗るのは久々で、都会のホームには転落防止のガードがついてることに驚きです。

乗り継ぎ、乗り継ぎ、目が回りそうですが、ここは嫁のさつきがリードしてくれるので助かります。人混みや都会がめっぽう苦手なんです。

コロナの影響か、マスクをしている人が目立ちます。咳き込むだけで視線を集めそうな雰囲気に緊張感を感じます。



竹芝駅で降り、竹芝客船ターミナルへ。

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前回、式根島へ船旅をした時と同じ『さるびあ丸』のようです。

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漆黒の闇夜に光る『さるびあ丸』



乗船手続きを済ませ、さあ、伊豆の大島へ出航です!



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本当は、あの船に乗る予定でした。

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闇夜に映る光の建造物に、無言になります。



東の都の夜景は、普段眺める灯りたちとはまるで別物のようで、ギスギスとした日中のオフィス街の喧騒を感じさせない、静寂とはまた違う、シリアスだけれども優しく見守っているような、そんな雰囲気すら感じさせる光に見送られ、特に理由もなく、ただただ美しく映る景色を写真に収めている自分がいる。



女性よりも男性の方が、目に映るそれに釘付けになっているのは、改めて考えてみると少し面白くも感じる。

だから、男性は美しい女性を好むのだろう。

…いや、女性もクールな男性を好むはず…。





謎は夜の闇に葬ったまま、

二人の船旅に、



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乾杯!






・・・




到着まで、しばし、おやすみなさい。





大島とは


東京から1番近い島。カーフェリーで東京竹芝桟橋を夜22時30分頃出港し、6時頃大島へ着いたので、およそ8時間の船旅を楽しめます。大島という名前の通り、伊豆諸島で1番大きい島(面積は90㎢)です。都はるみさんの名曲「あんこ椿は恋の花」の「あんこ」は、この大島が由来だそうで、あんこさん(姉っこ→姉こ→あんこ…と訛ったそう)の姿が椿まつりのこの時期到る所で見られます。
標高758mの三原山やバームクーヘンのような地層大切断面などの見所があり、2007年に日本地質百選に選定され、2010年には関東で初めて「日本ジオパーク」に認定されました。大自然と火山からなる島です。


※大島観光協会公式ホームページ参照
http://www.izu-oshima.or.jp/




今回の旅の目的


本当は、八丈島へ行く予定でしたが、当日家を出る1時間前に「欠航となりました」との連絡が入ったのです。夏季は台風以外落ち着いた海となりますが、冬季は時化ることが多いようで、これから伊豆諸島へ旅する方は念頭に置いた方が良いと思います。

さるびあ丸は、多少の荒波でも出港するとの情報を得ていたので安心しきっていました。その最中の悲報で、急遽行き先を変更し、大島までなら船が出るとのことで決めました。嫁のさつきはダイビングで何度か足を運んでいる大島。自分は初めてな島なのでワクワクですが、さつきも観光では巡りきっていないので、夫婦一緒に入れる混浴露天風呂を中心に、島めぐりを満喫したいと思います。車を載せていくことが出来ないので、今回はレンタカーでの島めぐり旅となります。(広すぎて、チャリンコでは結構な日数が必要になると思います)

ちなみに、大島のイメージは…「大きい島」、「椿油」くらいしか知りませんでした。はい。すみません。




ざっくりと、大島の温泉を紹介


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パンフレットで公開されている日帰り温泉施設は3か所あります。



①愛ランドセンター 御神火温泉


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外観


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内観(フロント付近)


・泉質   ナトリウム・カルシウムー塩化物温泉

・営業時間 
夜行便が到着する日は6:30~21:00
(7/26~8/31は5:30~21:00)
夜行便が到着しない日は9:00~21:00

・定休日  第2木・金曜日(2・3・8月は変則)

・料金   大人710円 小・中学生300円

・設備   
男女別内湯・ジャグジー・打たせ湯・サウナ・25m温泉プール・喫茶コーナー・休憩室
※温泉プールは水着とスイミングキャップを着用。レンタルあり(有料)

・一言コメント…健康ランド風!船旅の後の朝湯に最適!



②三原山温泉 大島温泉ホテル


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外観


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男湯 内湯


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露天風呂から望める壮大な三原山(男湯)


・泉質   単純温泉

・営業時間 
6:00~9:00 13:00~21:00

・定休日  なし(要確認)

・料金   大人:800円 小人:400円

・設備   
パノラマ大浴場・風流露天風呂(共に男女別各1)

・一言コメント…源泉掛け流し!露天風呂は圧巻!



③元町 浜の湯(絶景の混浴露天風呂)

次回ピックアップする温泉はこちらになります

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外観


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実際の露天風呂の写真は次回のお楽しみ♪


・泉質   ナトリウムー塩化物温泉

・営業時間 13:00~19:00

・定休日  年中無休
(天候により休館する場合があります)

・料金   大人:300円 小人:150円

・設備   脱衣所は男女別 混浴の露天風呂のみ
※水着を忘れずに

・一言コメント…源泉掛け流し!家族みんなで海と一体に!




終わりに


佐渡島の時と同様、島に着いてからしばらくは「ここは島?建物も風景もそんな変わらない気がする」と思っていました。
またもや、旅の行き先が「大島になって良かった!」と感じさせる出逢いが待ち受けていました。

きっと、風の神様が二人をこの島へ辿り着かせてくれたのかなと、

今、思い起こすとそう感じます。



二人のワクワクの旅は、

家を出る前の、1本の電話から始まったのでした。



次回へ続く…



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ようこそ大島へ





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