徒然たびたび夫婦旅

温泉、車中泊、プチ旅行…。夫婦ふたりで気ままにお出かけ日記♪

赤と白の珍しい湯湧く秘湯は今…~赤湯温泉『好山荘』~【福島県】【再建プロジェクト】

ふづきです。





以前訪れたことのある、
福島県赤湯温泉『好山荘』

雪深く、夏の間しか立ち寄れない激レアな条件
更には、赤と白のお湯を満喫できる秘湯という魅力満載

そんな温泉宿が今…。
自分たち夫婦の拙いブログにとある話が舞い込んで来ました。


福島県にある赤湯温泉好山荘の内湯の赤湯と、露天風呂の白湯の様子。2022年5月現在は震災による休業中で、復興に向けて準備を進めている。
赤湯温泉「好山荘」赤湯と白湯





今から3年ほど前のことになりますが、
嫁のさつきと東北の湯めぐり旅を満喫していました。

いつも嫁のリサーチとチョイスで、
インパクトのあるお湯だったり珍しい泉質だったり。
見た目にも湯心地にもガツンと来るような、
そんな温泉がふたりとも大好物でした

それは今も変わりはありません。



<青森県>


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<岩手県>


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<秋田県>


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<山形県>


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<福島県>


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今思えば、
ものすごく贅沢なお湯に入らせて頂けたんだなと。
そう思うような温泉の湧く地方だと感じています。


その中で特に印象残っている…いや、今まで足を運んだ温泉地の中で、個人的にも夫婦的にも好きなのが『福島県』の温泉だと思っています。





なぜ好きなのか?

そう聞かれたら言葉に表すのが難しいのですが、
白濁の硫黄臭強めのお湯が多かったり、透明ながらもほんのり香る激熱なお湯だったり、自然多い環境というロケーションだったり、何度でも立ち上がる力強さだったり。


もちろん、他の温泉地も大好きですし、何度も足を運びたくなるところもたくさんあります。けれど、そう、なんだか思い出した頃にまた行きたくなるんですよね。不思議な縁なのかもしれません。





話が脱線気味ですが、

赤湯温泉『好山荘』を訪れた
2019年の夏の記憶。

嫁のさつきが書き綴ってくれていました。

www.fuzuki-satuki.com


※出典:Googleマップ





今でもはっきりと覚えているのが、

内湯は鉄分を多く含む濃厚な赤茶のお湯

露天というより野天風呂は白濁した硫黄香るお湯だったこと

野天風呂はご主人の手作りだったそうで…、何か色んな意味で温かさを感じましたね。女将さんが優しく出迎えてくれたことを思い出します。




福島県にある赤湯温泉好山荘の内湯の様子。度重なる震災前のもの。写真からも赤茶色の濃厚さが伝わる。
赤茶に染まる濃厚なお湯
福島県にある赤湯温泉好山荘の内湯から繋がる露天風呂の様子。度重なる震災前のもの。陽の光を浴びると、赤茶色の濃厚さが増しているように感じる。
内湯から繋がる露天風呂は、陽の光で濃厚さが増す
福島県にある赤湯温泉好山荘の白濁した露天風呂の様子。度重なる震災前のもの。手作り感が逆に安堵感を覚える。
内湯とは別に離れとなっている、白濁の露天風呂


先日、荷物を整理していたところ、
偶然にも赤湯温泉の内湯と露天風呂の写真が出てきたことに、これはやはり何かあると感じざるを得ませんでした。







そして今回、頂いたお話というのはこちらになります。

突然のご連絡失礼致します。 私、株式会社アーキトリップの渡部と申します。 現在、福島県福島市の赤湯温泉・好山荘の設計に携わらせて頂いております。 ネットで情報を収集している中でこちらのブログを拝見しご連絡させていただいた次第です。 ご存知かもしれませんが一昨年の福島県沖の地震での被害を受け、現在、好山荘さんは休業状態です。 そんな中、この度旅館の再建を目指し好山荘さんがクラウドファンディングをスタートさせました。 一人でも多くの支援者を募るため、こうして「徒然たびたび夫婦旅」管理人様にもお声かけさせて頂きました。 もし宜しければクラウドファンディングのサイトを下記に明記しますので、ぜひご覧ください。 拡散も大歓迎です! https://readyfor.jp/projects/87173 多くの方にまた好山荘さんを楽しんでいただけるよう、旅館の再建に向けて私どもも頑張ってまいります。 どうぞよろしくお願いいたします。


readyfor.jp







2011年の大震災に見舞われた後に、2021年、2022年と立て続けに大地震の被害を受け、自分たちが見た姿と掛け離れたものとなってしまいました。自分たちはどこかで「いつでも行けるもの」「気が向いたら足を運べるところ」と思っていたのだろうと思います。支援があって復興が進み、以前の姿を取り戻しているところや、姿かたちを変えて新たなスタートを切っているところがある中で、メディアで取上げられていないローカルな、けれど本物と呼べる良いお湯湧く温泉宿が危機的状況にあったなんて…。アーキトリップさんからメールを頂くまでは、気に掛けていなかった自分が少し情けなく感じてしまったのも事実です。だからこそ、声を掛けて頂けたことは、良かったこと、有難いことだと思っています。




縁があって3年前に足を運ぶことが出来た、福島県赤湯温泉『好山荘』。そして今、その縁が繫がりこのようなお話を頂けたこと。自分たちにも何かお手伝いが出来ればと思い、微力ながら支援させて頂きました。



また、
赤と白の魅力満載なお湯と、女将さんの笑顔に出逢えたらいいなと願っています。







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