ふづきです。
曲には、
その当時の思い出が入っていたりします。
言葉には、
その時の想いが込められていたりします。
クリスマスと言うと、曲よりも言葉よりも、
イルミネーションとかよりも、
何故か場所が思い出されたりします。
確かに、
そこには曲もあり、言葉もあり、
イルミネーションもあったりするのですが、
真っ先に頭に浮かぶのは場所。
しかも、夫婦そろって同じ場所。
はじめに
<2020年10月下旬>
特に、目次までつけて語るような大きなものではありませんが。
このクリスマスの時期になると無性にそこの夜景を観に行きたくなります。今年はこのような状況もあり、時期をずらして行きましたが、クリスマスツリーがまだなかった…笑。
寒い空気を通しての景色は、澄んでいるせいかより綺麗に見えます。
だから、きっと、
この時期に行きたくなるんだろうなと。
オレンジ色の灯りが、
日常の明かりよりも優しく、
魅力すら感じるひとときでもありました。
横浜赤レンガ倉庫の思い出と…。
ヨコハマと言えば
ランドマークタワーに高層ビル群、そして夜はイルミネーションで有名な観覧車。横浜と聞くと、これらを思い浮かべる人が大半だと思います。自分たちも、この景色を見ると「横浜に来たなー」となりますからね♪
年に一度は来たいなと、思ってはいるのですが…。庶民には高いんですよね…色々と。
景色も建物もオシャレで、食べ物も服も、歩いている人までオシャレな街ですね。(古い人間かもしれませんが)その年に一度来る時には、例年なら普段しないような服を着飾って、日常なら足を運ばないようなジャズ生演奏のBARに入ったりして、ヨコハマを満喫したいところですが。そのBARは生演奏されていなかったり、いつもとは違った空気を感じざるを得ないのが現実。その代わりに、時期をずらしたことで行くところ行くところが空いていたこと。昼も夜も、ある種の特別感を感じられたことが返って新鮮だったかもしれませんね。
赤レンガ倉庫
・名称 横浜赤レンガ倉庫
・所在地 神奈川県横浜市中区新港1-1
・営業時間 10:00~20:00(※各店舗により異なります)
・公式サイト
横浜赤レンガ倉庫|横浜の観光、イベント、文化や歴史を楽しめる施設
・アクセスマップ
出典:Googleマップ
・補足 古い倉庫を改築したカフェやレストラン、ショッピングモールとなっています。
陽が陰る前
「以前来たときにはAPAなんかあったかな?」
そのくらい久々な気がします。
それよりも、人の少なさに現実を感じます。例年ならば、時期をずらしても大勢の観光客でごった返している様子でしたからね。
中途半端と言ったら失礼ですが、青さにも紅さにもなりきれていない、まじまじと見る機会の少ない木々がそこにありました。落ち葉の絨毯を綺麗に敷き終えた頃に来たかったです。冷たい風だけが、季節を先取りしているように感じました。
自分にはただの船でしたが、嫁の憧れの船のようで。
さつき「ねぇ、あれが飛鳥Ⅱだよ!!」
ふづき「あの、2人組ユニットの?」
さつき「・・・(軽くスルー)」
聞いて驚きましたが、あの噂で聞く豪華客船。世界一周クルーズ船の飛鳥Ⅱとのこと!普通に、何事もないかのように停泊していた為、ただのレプリカかなと思っていましたが、後日テレビで特集が組まれていたほどの人気っぷり。あまり縁を感じなかったもので、当時は「へぇ~、そうなんだ~」としか思っていませんでしたが。スゴイ船に出逢っていたんですね♪嫁のさつきが興奮するのも納得です!
夕暮れ時
いつもお世話になっているビュッフェレストランが、しばらくの間休業との知らせが…。ランチはソコと決めていたのでショックでした。何度も言いますが、庶民には高いのですよ…泣。
明かりが灯り始めると、一気に雰囲気が出てきます。
昼間よりも夜の方が来る価値はある。歩くだけでも楽しめるスポットにもなっていますね♪
雰囲気がガラッと変わるのがわかります。
昼間の散策やショッピングがてらの赤レンガも良いですが、オレンジ色の明かりが灯り始めた頃の姿は、何だか色気を感じますよね。艶やかと言うか…、変な意味じゃなく大人な魅力を感じたりします。
闇夜に変わると
この夜景を魅せられると、時が止まったような感覚に陥ります。
自然の織り成す風景、造形物の素晴らしさは、もちろん目を見張るものがあります。ですが、人工的なものであっても、素晴らしいなって思ってしまう時があります。その共通するものって何なのでしょうか?
明かりが灯ると、より一層魅力が増したように感じてしまう。自然界のものは、明かりなんか点きませんからね。文明の利器がもたらしたものって、便利さや快適さだけではないってことを、しみじみ感じてしまいそうです。
赤レンガ倉庫の角を撮影したもの。
ただの、倉庫の角が、こんなにも魔力を持つときが来るとは。誰が想像していたでしょうか。嫁の笑顔に一目惚れした自分がいたように、その一瞬を魅せられると心が奪われたような気持ちにさえなります。煌々としたビル群の明かりとは異なり、はっきりとは照らさずに、そう、優しくその場所だけを包み込むように灯るオレンジ色に、いつしか時を忘れて魅せられた自分がいました。
おわりに
共通するものが何なのか、ずっと考えていました。
素晴らしいと感じる時がどんな時なのか、
その姿や形はどのようなものなのか、
生きとし生けるものなのか、それ以外なのか。
この寒くなる季節に、嫁のさつきと横浜に行くようになってから、何度目のクリスマスだろうと数えなければならないほどの月日が流れました。始めは若気の至りやカッコつけの気持ちも多々あったから、この場所を選んだのもあったと思っています。ヨコハマというブランドの魅力に、単純にぶら下がっていただけだったからです。
幾度か毎年のように通うようになってから、目や肌がそれを覚え始めたせいか、落ち着きすら感じるようになってきました。やっと周りが見られるようになってきたんだと思います。ポストカードからちゃんと実際の自分の目で見られるようになったと言うか、そんな感じですね。
嫁と手を繋いで歩ければ、正直どこでもいい。
今も昔もそれは変わらない事実です。
ですが、
普段、温泉めぐりが趣味で各地色んな所を歩いて回っていますが、それとはまた違うんですよね。好きなことをして、好きなものを見て。その趣旨は同じだけれども、この年に一度の場所だけは特別なんでしょうね。
幼い頃からゲーム好きで、ほとんど家の中でしか生活をしてこなかったモヤシのような日常から、広い世界へ連れ出してくれた嫁。別にどちらが良いとか悪いとかの話ではなくて、やらずして諦めるのはもったいない、やってダメならまた考えればいいと。前へ向くことを教えてくれた嫁。だからこそ、今、こうやって生きるということを楽しむことが出来るんだと教えてもらいましたから。
大げさに聞こえるかもしれないけれど、
色のある世界は素晴らしいと思っています。
特に、自然界にある色は。
絵の具の色では表現できないような、そんな感じでしか言い表せないような色合い。温泉の色なんか、同じ乳白色でも全然違いますからね。コバルトブルーは青に近いのか白に近いのか、その微妙で絶妙な色合いとか。
この赤レンガ倉庫の一角で見たオレンジ色は、
きっと、いや、絶対に、
自然味溢れた優しさという色合いに近いものだったのだと思っています。
その色の持つ、
その色に込められた想いに惹かれ合う。
また新たなクリスマスの曲が流れ始める頃、
誰もが笑顔で、思い想いの地へ足を運べるようになることを、
聖夜の鐘を照らすオレンジの灯りと共に…