徒然たびたび夫婦旅

温泉、車中泊、プチ旅行…。夫婦ふたりで気ままにお出かけ日記♪

プリっぷりの鮮魚彩る海鮮丼は甘い?!何度も通いたくなる新潟鮮魚問屋『港食堂』【新潟県 グルメ】

ふづきです。





街中の木々が色付き始めると同時に、山の頂辺りには遠くからでも雪化粧を望めるような季節となりました。カレンダーを捲らずとも、年がまた嵩むことを無意識に感じてしまいそうです。

ウインタースポーツや温泉、風景として眺めるには良い頃合いとなってきますが、今までとは違う緊張感がお供することにもなりそうで。迎え入れる秋と冬から吹く風は、自分たちをどのような方向へ誘うものとなるのか。変化を取り入れながらの日常と、何よりも、今を生き今を楽しむことを忘れずに。一歩、一歩を前へと進めていきたいと思っている今日この頃です。






はじめに



<2020年9月上旬>

寒くなってくると、身体を温めるものが欲しくなります。海岸沿いの道をドライブしていると、新鮮な魚介類が食べたいと思ってしまいます。と言うことは、そうです。そんな時は美味しい肴と旨い酒を、ちょいとひっかけに行くに決まっています。

場所は新潟県の漁師町。前回の燕温泉からの帰り道。このまま戻るには勿体なさ過ぎるので、この辺に来たら毎回足を運ぶ行きつけ?のお店へ。もちろん、徒歩圏内の割安なビジホを嫁のさつきがリサーチ済みで、そこを拠点に歩いて向かいます。その日その時の気分で泊まる場所を選びますが、意外と同じ場所を選んでいたりするので面白いですよね。


燕温泉に興味のある方はこちらもどうぞ。
www.fuzuki-satuki.com
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それはさておき、新潟鮮魚問屋『港食堂』は、他のお店が閉めている中で自分たちを待っていたかのように、ほんわりと明かりを灯していました。




港食堂


新潟鮮魚問屋『港食堂』、この時期他の多くの店は閉まっている闇夜に、ほんわりと柔らかな明かりを灯している。(外観)
新潟鮮魚問屋『港食堂』

この敷地一帯に、お食事処やビアガーデンのような空間、鮮魚センターなど目を引くお店ばかり連ねています。
ですが、この日はほとんどのお店が閉まっていて、この『港食堂』だけが明かりを灯し、まるで自分たちを歓迎しているかのように感じました。閉店まで1時間弱、営業時間を短縮していたという罠をギリギリ切り抜けました。




店の詳細



・名称   新潟鮮魚問屋 港食堂

・所在地  新潟県新潟市中央区万代島2-4

・営業時間 11:00~21:00平日のみ15:00~17:00休憩あり

・定休日  年中無休

・TEL  025-248-8655

・補足   嫁のオススメは「生牡蠣」(時期による)

・公式ホームページ
 新潟鮮魚問屋 港食堂 http://minato.sakana-bandai.com/

・アクセスマップ

※出典:Googleマップ




店内へ


港食堂入り口に掲げられている、オススメの一品やメニューの一覧を見ることが出来る。新潟港の海鮮丼がウリのよう。
魅力的な写真と文字が…

何度見ても魅力的ですね。新潟に来たらここで美味しい海鮮を頂くと決めています。旨くて安い!それだけで十分です。


店内の様子。明るすぎず暗すぎず、大漁旗が飾ってあるため漁港の雰囲気を感じることが出来る。席に着くと店員さんが持ってきてくれる箸。鮮魚の写真と店名、住所等の詳細が載せられている。
店内の雰囲気は、まるで漁港の食堂のよう

漁港・万代島で水揚げされた新鮮な地魚を扱う、隣接する鮮魚センター直営の食堂となります。いつもなら、そこで新鮮な海鮮類を買って帰るのですが、この日は残念ながら営業していませんでした。とても美味しそうな鮮魚が目白押しなので、オススメです!そんなこんなの食材でおもてなしをしてもらえるなんて、それだけでも贅沢ですね。




ビールとバイ貝


まずはビールで乾杯。「風味爽快ニシテ 新潟限定ビイル」と書かれている。お通しはバイ貝。
席に着くと同時に注文です

SAPPOROだけれど、新潟限定ビイル。嫁はそんなの気にせず…


さつき「おつかれさーん!」

ふづき「おつかれー!」


旅しての一杯はホント旨い。しみじみ旨い


お通しのバイ貝。爪楊枝で上手く絡めないと、途中で切れてしまう。
お通しのバイ貝

このお通し、前回来たときも食べた気がする…。逆に言えば、ここでしかお通しとして出されたことがない気がする。小さい頃よく田んぼで見かけたアレとは似てるけど違う、臭くなく甘く煮付けてあるので見た目に寄らず美味しい。ツブ貝よりいくらか柔らかい印象。嫁のさつきから食べ方を教わったが、爪楊枝で上手く絡めて引っこ抜かないと、全部を取り切れずに悔しい思いをすることになるので注意。笑




イチオシの海鮮丼


海鮮丼。イカの天ぷらと漬物、小鉢に岩海苔のお味噌汁が付いている贅沢な一品。
海鮮丼が輝いて見える

店員さんに「本日の漁師飯」を確認するも、毎回売り切れ。いつかは食べてみたい。なので、お決まりのように「海鮮丼」を注文。1200円でこのボリューム!乗っているネタは「生鮪、イカ、甘エビ、地蛸、ワラサ、美雪鱒」だそう。さらに、イカの天ぷら小鉢漬物岩海苔の味噌汁が付いているのでお腹も満たされることと思います。


海鮮丼を真上から見る。甘エビ、イカ、美雪鱒、鮪、タコ、ワラサ、ワサビが乗っている。
海鮮丼 真上から眺める

ヨダレが垂れそうなアングルですね。

海鮮丼の甘エビアップ。艶があり、プリプリしている様子がわかる。美雪鱒。見た目サーモン。弾力があり、甘みが強い。
新鮮さが写真からも伝わってくる

見た目からわかるプリプリさ。どのネタも甘い!程良く弾力を残しながらも、歯を当てたところからトロけて旨味が口の中に広がります。この鱒も甘エビに負けない位甘い。これはビールではなく日本酒が欲しくなる旨さです。醤油とワサビをほんのちょっと付けて、ありのままの味を堪能させてもらいました♪もちろん、余韻が残っているうちにご飯をかき込みました!




その他も旨い


サーモンかま焼き。大根おろしとレモンが添えられている。にじみ出てくるほど脂が乗っている。
サーモンかま焼きはトロットロ

これが700円!写真だと伝わりづらいですが、結構な大きさ。


サーモンかま焼き、箸の抵抗がないほど柔らかく脂が乗って甘い。
箸を入れると、ホロっと崩れる柔らかさ

ホロッホロ、とても柔らかく、そして甘い。サーモンのがまた旨味のあるソースとして満足感を演出してくれる。実は、自分(ふづき)は鮭の塩焼きがあまり好きではないのですが、これは別物!朝ご飯にこれが出てきたら喜んでご飯が進むと思います。この脂でご飯1杯食べられそうな、そんなポテンシャルを秘めています。


新潟みやげ三昧(越乃寒梅、八海山本醸造、久保田をおちょこで飲み比べ)
新潟みやげ三昧(日本酒飲み比べ)

もちろん、新潟の地酒(越乃寒梅、八海山本醸造、久保田)も美味しく頂きました♪
季節の料理5品が付いた飲み放題プラン(2900円)があったことに気付かず、地酒を思う存分楽しみたいときはこれを利用しても良いなと思いました。新潟は米どころ酒どころ良いところですね♪♪





まとめ


新潟のとある海岸線にて、夕陽と海と空と…
新潟のとある海岸線にて…

新潟県には、無性に行きたくなる時があります。

温泉めぐりが夫婦共々趣味なので、今回のように温泉目当ての時もありますが、黄金色の海原(収穫直前の田園風景)を両側に眺めながら車を走らせたり、海沿いをただただ風を感じながら走り抜けたり。必ず夕陽を眺めに、車を停めて砂浜にふたり、手を繋ぎながら無言で見つめたり。普段と同じ時間を刻んでいるはずなのに、とてもゆっくりと、そして濃厚な時の流れに身を任せ、何をするわけでもないひとときを過ごすその場所が、この新潟だったりする。



自分たちのような人々を魅了する地、新潟で育まれた海の幸、土地の実りは、決して期待を裏切らない。


旨い。

酒も肴も、ましてや米も。


食や自然に恵まれ、海鮮のみならず新鮮な湯も湧く新潟へ。

訪れた時には、また必ず寄りたいお店がここにはありました。






新潟県には良い温泉が沢山あります。
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車を載せて新潟港から佐渡島へ渡るのもロマンがあります。
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