徒然たびたび夫婦旅

温泉、車中泊、プチ旅行…。夫婦ふたりで気ままにお出かけ日記♪

男前な嫁の手料理と、温泉好きで偏屈な夫の『ありがとう』【夫婦 日常 想い】

ふづきです。





一年に一度の出逢いのカタチ。

肉眼で確認するのは難しいものの、
画像や映像で見る天の川はとても綺麗で、
さぞ、素敵な一日を過ごされるのだろうと、
想像の中での「今日」が始まって終わる頃。
何の変哲のない日常は、
何となく気持ちの良い後味を残して来る。

願いを書き出すことで、
頭の中から外へ出た言葉は、
意志を持つ言の葉となることがあると、
言い伝えでも迷信でもなく、
実に心を動かすきっかけになり、
叶えるのは天(そら)高くの存在ではなく、

そう、
自分自身なのかもしれない。

川の両端から見る景色は、
似て非なる絶景であれば、
お互いの会話に咲かせる種となる。

咲く花は何色(なにいろ)でも、
何色(なんしょく)でも、
ふたりのカタチのままで…。





はじめに



今回は少しばかり、
自分(ふづき)の話をしようかと思います。
他人からしてみたら面白おかしくないような、そんな内容になっているかもしれませんので、温泉のような温かい目で見守ってくれたらと思っています。




忘れないうちに


徒然たびたび夫婦旅の作者の一人、ふづきが取得した『温泉ソムリエ認定証』
温泉ソムリエ認定証

念願の、
『温泉ソムリエ認定証』を最近取得しました!

これ、本当に欲しかった資格?なんです。

試験とかがあるわけではないので、決して難しいと言えるものではないのですが。自分の好きなものが、好きで終わってしまうのは勿体ないと、嫁のさつきが背中を押してくれました。直接何かに活かせるものでもありませんが、これを機に、うんちくを確かな知識として身に付け、ステップアップしていけたら良いなと思っています。

今まで偉そうに、知ったかぶって語ってきた温泉の話の中に、微妙に違っていたり、専門的には表記が異なっていたりする(例えば、源泉名の文字の間にある「・」と「ー」の意味が異なる)ものが多々あることに気が付きました。恥ずかしながら、直せるものであれば直していきたいなと、そう気付くことが出来ただけでも収穫だったなと感じています。

また、温泉分析書をフムフムと眺めていただけだったものが、だからそうなんだと、気付ける楽しみが増えたのも、(嫁にうんちくを垂れる時間が増えたのも…、)それはそれで良かったですね。温泉地へ行く前の、写真で見る温泉の色や雰囲気だけでなく、数字から見えるものが少しばかり増えたことで、温泉めぐりでの視野が広まったような気もしています。

ど素人から初心者になれたかな。




さて、



毎日の日常の中では、ブログには綴れないような「いざこざ」や「口ゲンカ」は絶えずあります。が、ほとんどは自分の思い込みやこだわりが強すぎなことが原因だったりします。

去年の始まりから今もなお続くイベントのせいで、すっかり日常が変わってしまったのは誰もが同じだと思いますが。周りの些細な変化に敏感で、微かな足音さえも拾ってしまう。人一倍執着心とこだわりが強い自分は、家では煙たがられる程の消毒マニアと化しています。(酸性や硫黄泉が好きなのはここから来ているんでしょうか?笑)これって、周りもちょっと嫌がる話ですが、当の本人はそれが済むまで落ち着くことが出来ず、大変な労力と時間の消耗するルーティーンだったりするので、好きでやっているように見えて実は違ったりします。

毎日のように続く様子を見て、体感している嫁のさつきは、複雑な心境で、遠くから見守っていてくれています。時には数時間続くこともありますから…。

申し訳ないのですが、それにはとても感謝しているのがホンネです。必要なことと、執拗なことは似て非なることですからね。




そういえば、



一時期、空前のパンブームがありました。

お店からパンの材料の強力粉が消える光景を目の当たりにしましたが、ブームは怖いですね。誰もをパンの虜にしますから。


嫁のさつき手作りの「ハイジのパン」。これが出来上がるまでに、色んなパンが出来上がりましたとさ。
嫁のさつき手作りの「ハイジのパン」

お陰様で、色んなパンを食べさせてもらうことが出来ました。

「お菓子作りと同じで、目分量だと上手く出来ないんだよ」

と、嫁のさつきは何度もパン作りに夢中になった時期がありましたが、やっぱりブームですね。今は大好物のアヒージョ用の固いパンを購入して、食卓を飾っています。

そんな最中、パン作りから学んだ技術を活かす場面がありました。




パンからピザへ


嫁のさつきが生地からピザを作る。生地を伸ばして円くしている工程。
テーブルをドンドン叩く音がして目を覚ますと…

部屋がパン工場になっている…?
自分に新しい顔を作ってくれているのかと思うのも束の間、ドンドンとテーブルにそれを叩きつけ、丸めた後、如意棒…ではなく麺棒で生地を延ばしています。パン生地を延ばす棒なのに麺棒と呼ぶんですね。


生地に一工夫


嫁のさつき手作りのピザ生地、平たく伸ばしてからの端を少し巻き込み、フォークにて全体的に穴を開けておく。
様になっているピザ生地

平たくした生地の端を巻き込み、フォークで「全体的に穴を開けておくと良いみたい」と、YouTubeで学んだ知識を活用しているよう。ちょっと前までまあるいパンを作るのも一苦労だったのに、今ではさらっと作る潔さがカッコいいですね♪自分より男前です!


嫁のさつき手作りのピザ生地に、トマトソースを塗りたくる。
トマトソースを塗りたくって…

ここだけだったら自分でも出来そうですね。


具材はもちろん


嫁のさつき手作りのピザ生地に乗せる具材(トマト)嫁のさつき手作りのピザ生地に乗せる具材(サラミ、玉ねぎ、ピーマン)
好きな具材を下準備

好きな具材を…と、
よくよく見ると、かなりベタなメンバーが揃いました。

でも、これが一番美味しかったりしますからね♪



…と言うか、
すっかり料理ネタの記事になってますね…笑。


嫁のさつき手作りのピザ生地に、サラミ、玉ねぎ、ピーマンを乗せる。
先ほどの生地の上に全部乗せ!

ここまで来ると、
「ピザだ」と当たり前なことを言ってしまいそうになります。


嫁のさつき手作りのピザ。具材はサラミ、玉ねぎ、ピーマン、チーズ。
大好物のチーズを満遍なく乗せて…

チーズは溢れんばかりに乗せます。

いくらの海も良いものですが、
とろーりチーズの大海原も捨てがたいですね。


主婦(夫)の味方、レンジ君


嫁の手作りピザを作る工程。オーブンレンジにて、180℃で30分。
ちゃんと温度設定して…

オーブンレンジにて180℃で30分。
最前線で毎日稼働しているので、窓が曇って中が見えづらいのが難点。これからも現役で頑張って欲しい逸材です。


焼き上がり


嫁のさつき手作りのピザ。焼き上がりの様子。サラミ、玉ねぎ、ピーマンの上にたっぷりチーズがこんがりとキツネ色で美味しそう。
焼き上がりは手作り感のない逸品に…

待つだけの30分は長いでしょうが、自分は洗い物が好きなので、これまでの工程で出たものすべて洗い終えると、あっという間に時間は過ぎてくれます。こういう時はある種の長所になるのでしょうか。ただ、洗い方も細かいこだわりがあるので、自分が洗わないと落ち着かなかったりします。



嫁から良く言われる言葉が…

「そういうの嫌がられるよ」




気になると周りが見えなくなると言うか、それ以外どうでも良いわけではないけれど、気になったものが最優先に切り替わってしまう。その時は全くもって人の言うことを受け入れない時があったりしますから、周りからしてみたらとても迷惑な人だと思います。

その時には全く気付かず、事が済んでから再三言われてハッと気付く。なかなか直すことが出来ずに、そうやって人が離れていったんだろうなと思うと、嫁のさつきには苦労ばかりの毎日なんだろうなと思います。(誰からも好かれるような)チーズのようになりたいと、本気で考えたこともありました。けれど、ふづきはふづきだと教えてくれたから。意識をして、行動に移す前に一呼吸置くことを教わったり、執着心を継続力へと置き換えたりする努力を続けています。




おわりに


嫁のさつきの手作りピザを食べる。市販のピザに負けず劣らずの旨さ。
嫁の手作りピザで乾杯♪

洗い物を終えないと食事を始められないふづきと、
出来立てをアツアツで食べて欲しいさつき

こうやって改めて文字で見ると、明らかにさつきの言っていることが正解ですよね。頭ではそう分かっていても、なぜ出来ないのかがわからない。そういうことが多々あります。ホント、直さないと料理が冷めるばかりでなくて、嫁のさつきにも冷められちゃいますね。苦笑。



以前の記事でも綴ったことがありますが、
何かきっかけがないと改まって考えることが出来ないですし、当たり前の有難さを頭だけではなくて心身(しんみ)で感じることが、自分にはなかなか難しいことです。

旅先の自分と家の自分は、自分でも分かるくらい別人のよう。職場の自分もこれまた別人。どれが良いかと言われれば、自分にはどれが良いのか、むしろ全部悪いのではないかと思ってしまいます。



けれど、

ひとつだけわかることは、



自分の為に手料理を振舞ってくれる人がいること。

ふづきはふづきだからと、

どんな時でも一番傍で支えていてくれて、

いざこざや口ゲンカが絶えない時でも、

嫁の手料理はいつも美味しいということ。



こんな自分が、

嫁のさつきを幸せにする

なんて言っておきながら、

自分の方が幸せにさせられているなんて、

悔しいけれど…。





ありがとう。







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