ふづきです。
嫁のさつきと、車中泊での車旅を満喫しています。
毒沢鉱泉から車を走らせ、下諏訪温泉街へ向かいます。
自分はあまり興味はないのですが、さつきは神社巡りも好きだということで、まずはお世話になる諏訪の顔「諏訪大社」へ御参りとします。
【諏訪神社前 公衆トイレ】ふづき撮影
諏訪大社の入り口右手にある公衆トイレですが、
なんと手湯があるんです!
【公衆トイレ 手水処】ふづき撮影
神聖な場所での温泉というのも、また別格な味わいを感じます。
鳥居の前で一礼をし、神様の通り道を邪魔しないよう端から入ります。
なぜでしょうか、神社というのは身も心も厳かなというか、締まるような気持ちにさせるものです。見上げると、樹齢数百年というような木々が私たちを迎え入れ、小鳥の囀りが「ゆっくりしてってね」と歓迎しているかのように聴こえてきます。
写生会をしているご年配の方々の多さから、ここがどれほど人気のある場所なのかが想像できます。
【諏訪大社】 ふづき撮影
目の前にすると、その存在感に足が止まります。(さつきは躊躇することなく進んでいきましたが…笑)
二礼
二拍手
一礼
「南無阿弥陀…、違ったΣ(゜Д゜) …失礼しました」
「この旅がより良いものとなりますように…」
「家族みんなが怪我や病気なく幸せに過ごせますように…」
「この先もずっと、さつきを幸せにしていきますので、見守っていて下さい…」
いつも欲張ってお願い事をしてしまいますが、このような(欲張りなお願い事をすることではなく、参礼儀作法に重んじて参拝する)ときに自分が日本人だなと、しみじみ感じます。
ふづき「御朱印、貰わなくて良いの?」
さつき「もちろん貰いに行くよー!御朱印帳忘れた!」
・・・(゜ロ゜; マタ?
鳥居の前で
「ありがとうございました」
一礼を済ませて、
目的の湯巡りへ。
車では見過ごしてしまう所にありがちな共同浴場。
しかも駐車場のないことも多々あるため、観光客用の駐車場に停めさせていただき、さつきと下諏訪ぶらり旅を始めます。
(諏訪湖周辺の共同浴場には無料駐車場があることに、この時点では気づかなかったのでした…親切な街ですね)
諏訪湖周辺にはおよそ80もの共同浴場があると言われています。しかし、そのほとんどは地元民だけが利用でき、一般客には利用できなくなっているそう。大事にされているんだなぁと感じます。そんな大事にされているのならば、すごく良いお湯が沸いているに違いない、そう想いを寄せつつ、一般客も入れる共同浴場を巡ります。
【旦過の湯】ふづき撮影
下諏訪で一番熱いと言われる場所。浴槽が3つあり、熱湯(47℃)、温湯(44℃)、露天(表記なし、体感42℃)。身体を洗い、まずは温湯に。
「あ~。気持ちが良い」
お湯はナトリウムーカルシウムー硫酸塩ー塩化物泉で、無味無臭、透明な柔らかい肌触り。すぐに汗が吹き出してきます。この温度でも十分熱いですが、銭湯や共同浴場ではあまり見ない47℃のお湯にも入らせていただきます。
「あー、やっぱり熱いね!」
自分は熱湯好きなので入りますが、地元の人でも入っている人はあまり見かけず、観光客の方は足だけ付けてすぐに温湯に入る様。
熱いけども、湯上がりはさっぱり!露天の石のイスに腰かけ、涼んで、また熱湯に入り、涼んで…。
これが最高です!
ふづき「熱かったけどいいお湯だね!」
さつき「汗が引かないね!」
外に出ると、ふづき大好物の飲泉?できそうな蛇口があります。
【旦過の湯 お湯汲み場】ふづき撮影
ふづき「ウマイ。温泉の香りが口の中に広がる。さつきも
飲みなよ」
さつき「じゃあ一口…、もういい…」
持参の500mlペットボトルにお湯を汲み、飲みながらの湯巡り♪
【新湯】ふづき撮影
ナトリウムーカルシウムー硫酸塩ー塩化物泉
湯船の温度は44℃位、タイル張りの浴槽で深く、そこそこ広い。お湯感は旦過の湯に似てる。番台さんはいるが、どこも券売機で入浴券を買うシステムになっている。
【菅野温泉】ふづき撮影
ナトリウムーカルシウムー硫酸塩ー塩化物泉
今回は立ち寄っただけだが、この佇まいはとても面白い。暖簾の先の通路を歩くと入り口に辿り着く。喫煙のできる休憩所が目の前にあり、お風呂上がりに一服のできる、愛煙家にはありがたいお風呂と言える。
【矢木温泉】ふづき撮影
ナトリウムーカルシウムー硫酸塩ー塩化物泉
目の前に温泉利用者専用の駐車場があり、番台さんはいなく、券売機で入浴券を買って、男女別の入り口を入り、券を入れるという、変わったシステム。お湯は他よりも少し温く、タイル張りの広い浴槽にかけ流しされている。
他にも下諏訪には【湖畔の湯】や【みなみ温泉】等、一般客にも入ることのできる温泉があります。温泉巡りで来るには、満足のできる場所ではないでしょうか。
湯巡りを満喫して、諏訪湖の見える駐車場で車中泊。
これがまた贅沢なロケーション。
諏訪湖湖畔より、ふづき撮影
この夜景を眺めながらの晩酌。
さつきとふたり、幸せな時間を過ごせるのは、
「同じ趣味を共感できること」
に尽きると思います。
諏訪湖とさつきに乾杯!
(`・з・)ノU☆Uヽ(・ω・´)