ふづきです。
自分たち夫婦は、連休になると温泉を巡りながら車中泊旅をしています。車で行けるところは行ってみたい!という思いで、とうとう海を越えて佐渡の島へ、ぷちキャンカーと共に降り立ちました。
島での車中泊旅は初めてなので、とてもワクワクしています!良い温泉が沸き、新鮮な海鮮類と、文句のない地酒、そしてさざ波というBGMを聴きながらのドライブウェイ、この言葉たちを聞くだけでヨダレが出てきそうです。

まず始めに…
<2019年9月下旬の旅>
車中泊というと、今色々と議論が上がっていたりしますが、自分たちは旅をすることが目的です。今回で言うと佐渡島の文化や芸能、温泉や食を通して、この島がどんな島であるかを知り、もしかしたら住むことになるかもしれないし、何度も足を運ぶことになるかもしれない。そんな色々な可能性を視野に入れながら巡る旅をしています。その最中の休憩所(仮眠)という意味合いでの利用として、車中泊スポットという言葉で使わせて頂いています。
車中泊が目的での旅ではないことを、ご了承下さい。
車中泊をしながら旅をしている、もしくは、観光途中で車中泊(仮眠)をしなくてはいけなくなった方々が、これからも気持ち良く利用できる場所があればいいなと、そういう思いを込めて、コメントさせて頂きました。
これからお伝えするスポットは、あくまで自分たちの立ち寄った場所で、ここなら車中泊(仮眠)出来そうだなと、判断した場所です。県や市が車中泊を勧めている場所ではないので、利用する際にはマナーを守って、トラブル等ないよう自己責任でお願いします。
道の駅『芸能とトキの里』(2020年5月25日に『あいぽーと佐渡』へ移転)
その地域の情報や、特産物やお土産があったり休憩したりと、車旅では何かとお世話になるであろう道の駅。
島に唯一あった道の駅『芸能とトキの里』ですが、
2019年4月1日から閉鎖中。当面の間、『あいぽーと佐渡』へ移転準備を行ないますとのこと。
2020年5月25日にあいぽーと佐渡へ移転完了しました。
今回の旅では利用できず、とても残念ですが、次回佐渡島へ旅をしたときには、ぜひ新たな道の駅として復活を遂げた姿を目にしたいと思います。
移転先の『あいぽーと佐渡』は、両津港から徒歩圏内。
出典:Googleマップ
佐渡島の車中泊(できそうな)スポット

両津港に着いてから、島を横断し、西側から周遊して回りました。その道中で見つけたスポットを紹介していきます。
① 春日崎

前回までの記事でも何度か話に出てきました春日崎ですが、ホテル大佐渡の向かい側に位地し、ホテルで日帰り温泉に入った後に利用できる点が決め手でした。

佐渡おけさの歌詞にも登場する春日崎。相川の街が見渡せます。

駐車場のすぐ隣に、男女別のトイレが設置されています。
とてもキレイでした。

駐車場は4台分のスペースしかないので、混み合っているときの利用は避けた方が良いかと思います。

夕日スポットにもなっている春日崎。
駐車場から少し歩くと、絶景を観ることができます。
※春日崎(出典:Googleマップ)
近くにある「ホテル大佐渡」で、日帰り入浴できます。
・料金 大人700円/小人350円
・泉質 ナトリウム・カルシウム―塩化物・硫酸塩泉
・営業時間(日帰り入浴)15:00~20:00
・電話 0259-74-3300
※定休日などの最新の情報は、現地へ確認をお願いします。
www.visitsado.com
② 姫津大橋付近の駐車場

前回の記事で、イカ焼きとイカカレーを食べた漁港のすぐ近くです。24時間利用可能と思われるトイレが設置されています。

今回の旅では、食堂のみの利用でしたが、混んでなければ静かに過ごせそうな場所だと思います。
※姫津大橋(出典:Googleマップ)
ここの直売所で、イカカレーだけでなく、新鮮なイカの販売もしています。
公式サイトはこちら↓
http://www.van-rai.net/nigyoren/choku/himedu/himedu.htm
③ 入崎海岸駐車場

海水浴場とキャンプ場を兼ね揃えているので、とても広い敷地があります。


駐車場はとても広く(50台無料)、写真奥の方に見えるのがトイレとなっています。大きく佇む岩々や、海水浴場となっている海を臨むことができます。今回は利用しませんでしたが、次回は利用したいなと思いました。
※入崎キャンプ場(出典:Googleマップ)
車中泊ついでに、透明度の高い海や自然と触れ合ってみませんか?
niigata-kankou.or.jp
④ サンライズ城が浜に隣接する駐車場

この施設の駐車場ではなく、誰でも利用可能なトイレの設置された駐車場となっています。

車中泊ではない地元の方の車が、数台停められていました。利用させてもらいましたが、とても静かでした。サンライズ城が浜には日帰り温泉があるので、翌朝利用させてもらいました。ロケーションは最高です。

素敵なデザインのトイレですが、出入口のドアがないため、虫さんたちの家と化していました。虫が苦手なので、トイレに行く際は気合いを入れる必要がありました。
※地図はサンライズ城が浜を示していますが、実際利用させて頂いたのはここの駐車場ではなく、道を挟んだ向かいの上記写真のトイレのある駐車場です。(出典:Googleマップ)
「サンライズ城が浜」は、日帰り温泉だけでなく宿泊もできる施設となっています。
プライベートビーチのような白い砂浜と、眺望は最高です♪
www.akadomari.com
近くにある「サンライズ城が浜」で、日帰り入浴できます。
・料金 大人400円/小人250円
・泉質 ナトリウム―塩化物・硫酸塩泉
・営業時間(日帰り入浴)10:00~21:00
・電話 0259-87-3215
・定休日 火曜日(祝日の場合は営業、翌日休み)
※最新の情報は、現地へ確認をお願いします。
⑤ 深浦海岸駐車場

ここは、近くにトイレ以外の建物が何もないため、とても静かでした。道中のスーパー(たんぽぽ)での買い物や、お風呂(おぎの湯)を済ませておかないと、車を走らせてしばらく何もないところにあるので、その辺は注意する必要があります。トイレはとてもキレイでした。
※深浦駐車場(出典:Googleマップ)
おぎの湯はこちら↓
化粧水のようなヌルヌルの温泉ですよ♪♪(出典:Googleマップ)
・料金 大人500円/小人250円/貸切風呂2000円
・泉質 アルカリ性単純温泉
・営業時間(日帰り入浴)15:00~21:00
・電話 0259-86-1555
・定休日 水曜日(祝日の場合は営業、翌日休み)
※最新の情報は、現地へ確認をお願いします。
たんぽぽはこちら↓
品揃えが豊富で、助かりました!(出典:Googleマップ)


ここからの眺めは、今までのよりも別格なものでした。
実は、ここに佐渡島が生まれた秘密が隠れているとか…。
sado-geopark.com
実際に車中泊させてもらったオススメのスポット
ちょうどオフシーズン(9月の終わり頃)だったためか、どこも貸し切り状態。その中でも、ダントツで良かったと思ったのが“深浦海岸駐車場”です。


ここからの眺めは、言葉にならないものがありました。
夕暮れ時から、夜明け時、一日中眺めてても飽きないような景色は、かつてないほどかもしれません。

翌朝、とても天気が良く、車中で嫁のさつきが朝ごはんを作ってくれたので、外のベンチで食べることとしました。余計なお金をかけずにこんな贅沢な朝ごはんが戴けることに、幸せを感じます。
朝ごはんを食べ終え、出発の準備をしていると、地元のおばあさんとその息子に出会いました。
おばあさん「ここに泊まったのかい?ゆっくりしていきなさいよ」
さつき「ありがとうございます。ここはとても眺めが良くて良いところですね」
おばあさん「まぁ、そうかい。ちょうどお墓参りに来たもんでね。遥々来たんなら、ゆっくりしていきなさいよ」
さつき&ふづき「ありがとうございます!」
おばあさんは90歳を越えているとのことでしたが、腰が伸びて、自分たちとの会話にもはっきり受け答えをして、何より自分たちのようなよそから来た人にも、親切に、優しく声をかけてくれたことに嬉しく感じました。島の人は元気で暖かいなと感じました。
旅の道中でのベストショット
車中泊スポットを探している道中、素敵な景色に幾度となく出会いました。
自分たちだけでは勿体ないので、景色のお裾分けです♪

鼻の穴のようなトンネルがいくつもありました。


ブリカツ丼、一度は食べた方が良い逸品です。
※キッチンよろこんで原黒店(出典:Googleマップ)

まさに、贅沢の極みです。
※沢崎鼻灯台(出典:Googleマップ)

佐渡最北端にある二ツ亀。時間が許すなら寄りたかった場所です。
※二ツ亀(出典:Googleマップ)

何気なく撮った一枚。自分なら誰よりも嫁を素敵に撮ることができます。
まとめ

新潟港からカーフェリーに乗り、佐渡島に着いた初日は、
ふづき「ここは島?全然都会じゃん!(滞在は)1日でいいかな」
なんて、言っていたのが嘘のような数日間。
ふづき「ここに住もうか?めっちゃ良いね!」
さつき「良いよ!ここに住もう!」
と本気で思うほど、心を奪われました。
佐渡を旅して、車中泊をしてみて感じたことは、島の人たちはよそから来た人たちに暖かく、熊や鹿や猪などが生息しない環境は、農作物を作るのにも適していて、車中泊するにも安心です。何より、両津のようなお店が揃っていて都会らしさを出しつつも、少し車を走らせると、ありのままの自然が自分たちを受け入れてくれて、その存在感に心から癒され、自宅と職場の行き来で忘れかけていた当たり前の姿を、自分たちは求めていたんだなと感じました。
豊かな自然のなかで沸き出た温泉は、文句のつけようがありません。しかも500円前後の低価格で提供しているところが多く、経営よりも顧客を大事にしているという、仕事の本来の姿を見たように思えました。
佐渡島は、自分たちの住みたい街の1つです。
だから、また来ます。

佐渡島に興味をお持ちの方はご覧になって下さい♪
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新潟港からゆっくり船旅を楽しむ♪
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佐渡の観光だけじゃ物足りない!
ちょっとディープな島めぐりを教えます。
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佐渡島の温泉を知りたい!楽しみたい!!
という人はコチラの記事をどうぞ♪
実はこんなに日帰り温泉施設があるんです。
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