徒然たびたび夫婦旅

温泉、車中泊、プチ旅行…。夫婦ふたりで気ままにお出かけ日記♪

佐渡島を周遊中に見つけた車中泊スポット!マナーを守って旅を楽しもう♪~ぷちキャンカーで嫁と車中泊旅~【新潟県佐渡市】(2020年9月更新)

ふづきです。





自分たち夫婦は、連休になると温泉を巡りながら車中泊旅をしています。車で行けるところは行ってみたい!という思いで、とうとう海を越えて佐渡の島へ、ぷちキャンカーと共に降り立ちました。



島での車中泊旅は初めてなので、とてもワクワクしています!良い温泉が沸き、新鮮な海鮮類と、文句のない地酒、そしてさざ波というBGMを聴きながらのドライブウェイ、この言葉たちを聞くだけでヨダレが出てきそうです。


佐渡おけさの像の写真(ふたりの旅路を静かに見守っている)
ふたりの旅路を静かに見守っている





まず始めに…



<2019年9月下旬の旅>


車中泊というと、今色々と議論が上がっていたりしますが、自分たちは旅をすることが目的です。今回で言うと佐渡島の文化や芸能、温泉や食を通して、この島がどんな島であるかを知り、もしかしたら住むことになるかもしれないし、何度も足を運ぶことになるかもしれない。そんな色々な可能性を視野に入れながら巡る旅をしています。その最中の休憩所(仮眠)という意味合いでの利用として、車中泊スポットという言葉で使わせて頂いています。


車中泊が目的での旅ではないことを、ご了承下さい。


車中泊をしながら旅をしている、もしくは、観光途中で車中泊(仮眠)をしなくてはいけなくなった方々が、これからも気持ち良く利用できる場所があればいいなと、そういう思いを込めて、コメントさせて頂きました。



これからお伝えするスポットは、あくまで自分たちの立ち寄った場所で、ここなら車中泊(仮眠)出来そうだなと、判断した場所です。県や市が車中泊を勧めている場所ではないので、利用する際にはマナーを守って、トラブル等ないよう自己責任でお願いします。






道の駅『芸能とトキの里』(2020年5月25日に『あいぽーと佐渡』へ移転)

その地域の情報や、特産物やお土産があったり休憩したりと、車旅では何かとお世話になるであろう道の駅。

島に唯一あった道の駅『芸能とトキの里』ですが、
2019年4月1日から閉鎖中。当面の間、『あいぽーと佐渡』へ移転準備を行ないますとのこと。
2020年5月25日にあいぽーと佐渡へ移転完了しました。


www.michi-no-eki.jp


今回の旅では利用できず、とても残念ですが、次回佐渡島へ旅をしたときには、ぜひ新たな道の駅として復活を遂げた姿を目にしたいと思います。


移転先の『あいぽーと佐渡』は、両津港から徒歩圏内。

出典:Googleマップ



佐渡島の車中泊(できそうな)スポット


佐渡島の車中泊できそうなスポットを示した地図(写真)
佐渡島 車中泊スポット

両津港に着いてから、島を横断し、西側から周遊して回りました。その道中で見つけたスポットを紹介していきます。




① 春日崎


春日崎の場所を示した地図(写真)
石灯籠と夕陽の綺麗な「春日崎」

前回までの記事でも何度か話に出てきました春日崎ですが、ホテル大佐渡の向かい側に位地し、ホテルで日帰り温泉に入った後に利用できる点が決め手でした。

相川市街地を示した看板と風景の写真
相川市街地の地図と見晴らし

佐渡おけさの歌詞にも登場する春日崎。相川の街が見渡せます。

春日崎の駐車場に隣接したトイレの写真
駐車場に隣接したトイレ

駐車場のすぐ隣に、男女別のトイレが設置されています。
とてもキレイでした。


春日崎にある駐車場の写真
春日崎にある駐車場

駐車場は4台分のスペースしかないので、混み合っているときの利用は避けた方が良いかと思います。

春日崎から見える岩々と海の写真
春日崎からの見晴らし

夕日スポットにもなっている春日崎。
駐車場から少し歩くと、絶景を観ることができます。



※春日崎(出典:Googleマップ)



近くにある「ホテル大佐渡」で、日帰り入浴できます。

・料金 大人700円/小人350円
・泉質 ナトリウム・カルシウム―塩化物・硫酸塩泉
・営業時間(日帰り入浴)15:00~20:00
・電話 0259-74-3300
※定休日などの最新の情報は、現地へ確認をお願いします。

www.visitsado.com




② 姫津大橋付近の駐車場


姫津大橋・漁港付近を示した地図(写真)
姫津大橋・漁港付近

前回の記事で、イカ焼きとイカカレーを食べた漁港のすぐ近くです。24時間利用可能と思われるトイレが設置されています。

姫津大橋の写真
歓迎 姫津大橋

今回の旅では、食堂のみの利用でしたが、混んでなければ静かに過ごせそうな場所だと思います。




※姫津大橋(出典:Googleマップ)



ここの直売所で、イカカレーだけでなく、新鮮なイカの販売もしています。
公式サイトはこちら↓
http://www.van-rai.net/nigyoren/choku/himedu/himedu.htm





③ 入崎海岸駐車場


入崎海岸(海水浴場・キャンプ場)付近を示した写真(地図)
入崎海岸(海水浴場・キャンプ場)

海水浴場とキャンプ場を兼ね揃えているので、とても広い敷地があります。

入崎海岸にて、岩と岩がロープで結ばれている写真
岩と岩がロープで結ばれている


入崎海岸にある広い駐車場の写真
入崎海岸にある駐車場

駐車場はとても広く(50台無料)、写真奥の方に見えるのがトイレとなっています。大きく佇む岩々や、海水浴場となっている海を臨むことができます。今回は利用しませんでしたが、次回は利用したいなと思いました。




※入崎キャンプ場(出典:Googleマップ)



車中泊ついでに、透明度の高い海や自然と触れ合ってみませんか?
niigata-kankou.or.jp




④ サンライズ城が浜に隣接する駐車場


サンライズ城が浜付近を示した写真(地図)
サンライズ城が浜付近

この施設の駐車場ではなく、誰でも利用可能なトイレの設置された駐車場となっています。

サンライズ城が浜に隣接する、一般利用可能なトイレ設備がある駐車場の写真
隣接する一般利用可能な駐車場(トイレあり)

車中泊ではない地元の方の車が、数台停められていました。利用させてもらいましたが、とても静かでした。サンライズ城が浜には日帰り温泉があるので、翌朝利用させてもらいました。ロケーションは最高です。

駐車場に設備としてある、カニなどが描かれた絵心のあるトイレの写真
絵心のあるデザインのトイレ

素敵なデザインのトイレですが、出入口のドアがないため、虫さんたちの家と化していました。虫が苦手なので、トイレに行く際は気合いを入れる必要がありました。




※地図はサンライズ城が浜を示していますが、実際利用させて頂いたのはここの駐車場ではなく、道を挟んだ向かいの上記写真のトイレのある駐車場です。(出典:Googleマップ)


「サンライズ城が浜」は、日帰り温泉だけでなく宿泊もできる施設となっています。
プライベートビーチのような白い砂浜と、眺望は最高です♪

www.akadomari.com


近くにある「サンライズ城が浜」で、日帰り入浴できます。

・料金 大人400円/小人250円
・泉質 ナトリウム―塩化物・硫酸塩泉
・営業時間(日帰り入浴)10:00~21:00
・電話 0259-87-3215
・定休日 火曜日(祝日の場合は営業、翌日休み)
※最新の情報は、現地へ確認をお願いします。




⑤ 深浦海岸駐車場


深浦駐車場付近を示した写真(地図)
深浦海岸駐車場付近

ここは、近くにトイレ以外の建物が何もないため、とても静かでした。道中のスーパー(たんぽぽ)での買い物や、お風呂(おぎの湯)を済ませておかないと、車を走らせてしばらく何もないところにあるので、その辺は注意する必要があります。トイレはとてもキレイでした。


※深浦駐車場(出典:Googleマップ)



おぎの湯はこちら↓

化粧水のようなヌルヌルの温泉ですよ♪♪(出典:Googleマップ)

・料金 大人500円/小人250円/貸切風呂2000円
・泉質 アルカリ性単純温泉
・営業時間(日帰り入浴)15:00~21:00
・電話 0259-86-1555
・定休日 水曜日(祝日の場合は営業、翌日休み)
※最新の情報は、現地へ確認をお願いします。



たんぽぽはこちら↓

品揃えが豊富で、助かりました!(出典:Googleマップ)


深浦海岸駐車場と敷地内にあるトイレの写真
深浦海岸駐車場とトイレ


深浦海岸駐車場からの、海と空の絶景の写真
駐車場からの眺めは絶景

ここからの眺めは、今までのよりも別格なものでした。



実は、ここに佐渡島が生まれた秘密が隠れているとか…。
sado-geopark.com




実際に車中泊させてもらったオススメのスポット



ちょうどオフシーズン(9月の終わり頃)だったためか、どこも貸し切り状態。その中でも、ダントツで良かったと思ったのが“深浦海岸駐車場”です。

深浦海岸駐車場から見える、道路と海と夕暮れ時の空の写真
夕暮れ時…ただの道と海、そして空…


深浦海岸駐車場から見える、山合からの日の出(写真)
ただの夜明けが、なぜか忘れられない

ここからの眺めは、言葉にならないものがありました。
夕暮れ時から、夜明け時、一日中眺めてても飽きないような景色は、かつてないほどかもしれません。


深浦海岸駐車場にあるベンチにて、嫁が用意してくれた朝ごはんの写真
嫁が用意してくれた朝ごはん

翌朝、とても天気が良く、車中で嫁のさつきが朝ごはんを作ってくれたので、外のベンチで食べることとしました。余計なお金をかけずにこんな贅沢な朝ごはんが戴けることに、幸せを感じます。



朝ごはんを食べ終え、出発の準備をしていると、地元のおばあさんとその息子に出会いました。



おばあさん「ここに泊まったのかい?ゆっくりしていきなさいよ」

さつき「ありがとうございます。ここはとても眺めが良くて良いところですね」

おばあさん「まぁ、そうかい。ちょうどお墓参りに来たもんでね。遥々来たんなら、ゆっくりしていきなさいよ」

さつき&ふづき「ありがとうございます!」



おばあさんは90歳を越えているとのことでしたが、腰が伸びて、自分たちとの会話にもはっきり受け答えをして、何より自分たちのようなよそから来た人にも、親切に、優しく声をかけてくれたことに嬉しく感じました。島の人は元気で暖かいなと感じました。




旅の道中でのベストショット


車中泊スポットを探している道中、素敵な景色に幾度となく出会いました。



自分たちだけでは勿体ないので、景色のお裾分けです♪

佐渡島を周遊中に見かけた、鼻の穴のようなトンネルの写真
周遊中に見かけた、鼻の穴

鼻の穴のようなトンネルがいくつもありました。

キッチン よろこんで(原黒店)の外観の写真
キッチン よろこんで(原黒店)


名物ブリカツ丼(当時は1100円)の写真
ブリカツ丼(当時は1100円)

ブリカツ丼、一度は食べた方が良い逸品です。



※キッチンよろこんで原黒店(出典:Googleマップ)

沢崎鼻灯台と日本海に沈む夕日の写真(絶景)
沢崎鼻灯台と日本海に沈む夕日

まさに、贅沢の極みです。



※沢崎鼻灯台(出典:Googleマップ)

夕暮れ時の海と、有名な「二ツ亀」の写真
中央に映るのが、あの有名な「二ツ亀」

佐渡最北端にある二ツ亀。時間が許すなら寄りたかった場所です。



※二ツ亀(出典:Googleマップ)

海を背景に、嫁のさつきの後ろ姿の写真
とある海岸線と嫁のさつき

何気なく撮った一枚。自分なら誰よりも嫁を素敵に撮ることができます。




まとめ


「また来てくれっちゃ」佐渡の看板の写真
また来てくれっちゃ!



新潟港からカーフェリーに乗り、佐渡島に着いた初日は、

ふづき「ここは島?全然都会じゃん!(滞在は)1日でいいかな」

なんて、言っていたのが嘘のような数日間。



ふづき「ここに住もうか?めっちゃ良いね!」

さつき「良いよ!ここに住もう!」



と本気で思うほど、心を奪われました。





佐渡を旅して、車中泊をしてみて感じたことは、島の人たちはよそから来た人たちに暖かく、熊や鹿や猪などが生息しない環境は、農作物を作るのにも適していて、車中泊するにも安心です。何より、両津のようなお店が揃っていて都会らしさを出しつつも、少し車を走らせると、ありのままの自然が自分たちを受け入れてくれて、その存在感に心から癒され、自宅と職場の行き来で忘れかけていた当たり前の姿を、自分たちは求めていたんだなと感じました。



豊かな自然のなかで沸き出た温泉は、文句のつけようがありません。しかも500円前後の低価格で提供しているところが多く、経営よりも顧客を大事にしているという、仕事の本来の姿を見たように思えました。





佐渡島は、自分たちの住みたい街の1つです。



だから、また来ます。





佐渡汽船での夕暮れ時、ふづきとさつきの後ろ姿の写真
ふづき と さつき




佐渡島に興味をお持ちの方はご覧になって下さい♪
www.fuzuki-satuki.com



新潟港からゆっくり船旅を楽しむ♪
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佐渡の観光だけじゃ物足りない!
ちょっとディープな島めぐりを教えます。
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佐渡島の温泉を知りたい!楽しみたい!!
という人はコチラの記事をどうぞ♪
実はこんなに日帰り温泉施設があるんです。
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