徒然たびたび夫婦旅

温泉、車中泊、プチ旅行…。夫婦ふたりで気ままにお出かけ日記♪

結婚記念日という名の1/365日~不思議な縁と、2つの言葉~

ふづきです。



まさか、一般企業を辞めてからこんな大事な日を迎えるとは思ってもいませんでした。

環境に適応することができず、やりがいを見つけても、人間関係というか組織の中で仕事をすることへのストレスに耐え切れず、吐き気などの体調不良に悩ませられながらも続けてきた仕事を辞める決断をしました。この「辞める」というのは、組織という中で働くこと、つまりは一般企業で働くことを辞めるという一大決心でもありました。嫁の理解と協力のおかげで、今、こうやってブログを綴ることができている。その「有り難さ」を胸に抱きつつ、必ず形にして届けたいと思っています。



www.fuzuki-satuki.com



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嫁のさつきと付き合いを始めてから10年以上。新婚とちやほやされた時期がありましたが、それまでの一緒に過ごした期間が長かったせいか、自分としては「やっと家族になれる」「やっと男としてのけじめをつけることができる」という嬉しさと共に、「今までのようなだらしない生活をしてはいけない」「今まで以上に幸せにしたい」という想いがより強くなりました。

そんな良いことばかりだけでなく、穴が開いたように忘れてしまうことや、人間関係のトラブル、浪費癖があったため、そんな理由で大切な人を傷付けてはならないと、心に誓いました。嫁から勧められた日記を毎日書くようにしてから、少しずつ、ほんの少しずつですが、思い起こすということができるようになってきた気がしました。ギャンブルなどの誘惑に負けて人として腐りかけていた自分は、結婚を機に一切そのような場所へ出入りすることを止め、お金の管理は嫁のさつきに全部任せて、お小遣い制にしてもらっています。嫁のおかげで、今の自分があるんだと、本当に嫁には感謝の気持ちで一杯ですし、頭が上がりません。

思い起こすと、本当「ダメ男だったな」と思いますが、今は、少しは男らしくなったかな…。

執筆することで、生活に貢献していきたいと考えています。自分にできること、自分がやりたいことに挑戦です。
歳だから、やったことないから、できるわけがない、なんてそんなのやってみないとわからない。自分に甘えて生きてきた分、嫁のために、家族のために人生をかけたいと誓って一緒になったんですから。



ネガティブなふづきとポジティブなさつき。
考えてることも、発言も、行動も、思ってもみない予測不能なことばかりで、笑うことも多ければケンカすることも多いふたり。(最近はケンカは少なくなったかな…この前聞いたら「諦めた」とか言われてショックだったけど。汗)
月日はあっという間に過ぎて、幾度目の結婚記念日を迎えました。



そんなふたりに、不思議な縁と、2つの言葉が待ち受けていたのです。



昨年訪れた、生演奏を聴きながらお酒を嗜めるお店で、その日はジャズピアニストの演奏でした。平日だったせいか、客の入りが少なく、ほとんど貸切状態。広々とした店内は、清潔で、落ち着いた雰囲気です。

ふづき「雰囲気良いし、良かったね!」

さつき「料理もおいしいし、またここでも良いね!」

静かな店内に、優しいピアノの音色が心地良く響き渡ります。旋律に浸りながら、自然と料理とお酒が進みます。
ふたりの拍手に、軽く会釈で応えるピアニスト。素敵な時間に感謝です。



そして先日、

ふづき「記念日、どこにしようか?」

さつき「また、あのお店にしようか!」

と、イルミネーションが彩る街中を歩き、1年越しの2度目の来店。
またもや、貸切状態の店内。たまたまなのか…でも、相変わらず雰囲気はとても良い。
しかも、色々なミュージシャンがいる中、また偶然にも同じピアニストの演奏だったのです。

静かな店内に、聴いたことのある音色が響き渡ります。

前回同様、スパークリングワインでお祝いの乾杯を交わし、料理に舌鼓。合間に聴こえてくる演奏に拍手を送ると、笑顔で会釈。
幸せで楽しい時間が流れました。気付けば、演奏が終わっていました。

すると、

ピアニストが、自分たちのほうに歩いてきたのです。



ピアニスト「熱心に聴いてくれてありがとうございます

さつき「去年も同じ時期に来たんです。結婚記念日のお祝いで。ね?」

ふづき「そう、去年と同じピアノの方だったのでびっくりしました!2回中2回とも同じなんて。」

ピアニスト「そうだったんですね。気付かなかった。おめでとうございます



偶然なのか、ご縁なのか、それでも自分たちの時間を華やかにしてくれたことには間違いはありません。さらに、見ず知らずのふたりに声をかけ、お祝いの言葉を頂けるなんて、嬉しい限りです。
素敵なピアノの音色を聴きながら、落ち着いた雰囲気で美味しいお酒とそれによく合う料理を頂けて、とても充実したひと時でした。



帰り際、お会計を済ませると、

スタッフ「おめでとうございます結婚記念日ということを、先ほどの方から聞きました。」

さつき&ふづき「ありがとうございます







人は単純な生き物で、おめでとうという言葉1つで嬉しくなり、自分の出来事ではないけれど、他の人に幸せな出来事として
一言伝えるなんて、とても粋な計らいだと感銘を受けました。来年も、あのお店に行ったら、またあの音色が聴こえたりして…。



ありがとう

今という時間を、一緒に過ごしてくれて。そして、時間はかかるかもしれないけれど、自分がさつきを支えていくので、これからもよろしくお願いします。



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