徒然たびたび夫婦旅

温泉、車中泊、プチ旅行…。夫婦ふたりで気ままにお出かけ日記♪

『四国くるま旅〜沖の島〜』何もない”島の宝”を求めて【高知県 宿毛市 穴場】

ふづきです。





弥生と聞くと
春もいよいよと
気持ちも生い茂るよう

雪国にも
気温裏腹の
暖かさを感じる陽気に
意外と短い冬だったなと
凍れる顔に綻びが



早朝の白けたカーテンに
アラームより目覚めの良さを

窓の外に降り注ぐは
温もり優しい陽の光

近くて遠い北の雪解けが
寂しくも待ち遠しくて…







はじめに


四国高知県にある離島「沖の島」。島の宝100景にも登録されている。急斜面に立つ集落と石垣がとても珍しい。
”島の宝100景”に登録された島

<2021年10月~>


東京湾フェリーターミナルから四国徳島へ上陸し、
嫁のさつきと共にぷちキャンカーでめぐる夫婦旅。

船旅と車旅を合わせて9泊10日のロングラン♪♪



乗船日から数えて、この日は4日目の17時頃となります。





ー 前回までの簡単な流れリンクはこちら↓↓ ー

① 初日は18時間の船旅からスタート

② 2日目と最終日は徳島上陸、名物満喫の徳島で車中泊

③ 2日目の夕は夕陽の待つ恋人の聖地へ

④ 2日目の〆は高知名物で晩酌、そして車中泊

⑤ 3日目の朝は坂本龍馬と桂浜散策

⑥ 3日目の昼は神秘的な仁淀ブルーと郷土料理

⑦ 3日目の夜は珍しいカルスト高原で車中泊キャンプ

⑧ 4日目の朝昼は沈下橋とかつおたたき丼

⑨ 4日目の夕は絶景穴場スポットに寄り道





今回のメインは、
”道の駅すくも”での車中泊から
が散りばめられた島”沖の島”へ。



何にもないけれど
素晴らしいものだらけの島



”島の宝”とは何か?

気になりますね!!




今宵の寝床


食材の仕入れ



龍宮神社での絶景の余韻に浸りながら、
今夜の寝床と明日からの予定を話し合います。

大まかな日程大まかな立ち寄り場所のみしか決めず、あとは現地での状況に応じて修正していくスタイルでのくるま旅。このまま道後温泉の待つ愛媛県へ向かうか、それとも気になる島”沖の島”へ寄り道してみるのか。・・・次はいつになるか分からないなら、行けるときに行っておきたい!と満場一致で”沖の島”へ行くプランに変更♪



翌朝の船に乗るには、近くで車中泊するのが吉。
まずは食料を調達のため、地元のスーパーで買い物をすることに。




地元のスーパー”サニーマート”


四国高知県にある、サニーマートの外観(2021年10月当時)。
晩酌するアテを求めて…


・名称   サニーマート 清水店

・所在地  高知県土佐清水市旭町3-18

・営業時間 9:00~20:00

・TEL  0880-82-3000

・定休日  年中無休(元日のみ休み)

・公式HP https://www.sunnymart.co.jp/

・”龍宮神社”から”サニーマート清水店”の地図

出典:Googleマップ

・補足

龍宮神社からは車で13分程(8.4km)
地元高知県のスーパーということもあり、ここでしかGETできない食材がありますよ♪今回は、”沖の島産の天然ぶりの刺身”を購入しました!




日帰り入浴



食材を仕入れ、あとは寝床に着く前にお風呂を済ませておきたい!出来たら高知県の温泉が良い!なんて贅沢なことを考えながら車を走らせます。嫁のさつきがリサーチしてくれたのは「宿毛リゾート椰子の湯」。日帰り入浴が出来る施設が少ないこの辺りで、遅く(夜9時)まで入れるのはホント助かります。




宿毛リゾート”椰子の湯”


四国高知県宿毛市のある日帰りも出来る温泉施設「宿毛リゾート椰子の湯」外観。泉質は単純温泉。21時まで入浴できるのは有難い。四国高知県宿毛市にある日帰りも出来る温泉施設「宿毛リゾート椰子の湯」男女別浴室前の暖簾の様子。泉質は単純温泉。
宿毛リゾート椰子の湯

・名称   宿毛リゾート椰子の湯

・所在地  高知県宿毛市大島17-27

・入浴時間 6:00~8:30 13:00~21:00(日帰り)

・入浴料金 大人750円小人350円

・TEL  0880-65-8185

・定休日  要確認

・公式HP https://yashinoyu.com/

・”サニーマート清水店”から”宿毛リゾート椰子の湯”の地図

出典:Googleマップ

・補足

サニーマート清水店から車で1時間(44.9km)

源泉名 ヘルストン温泉

泉質  単純温泉

四国初の大展望棚田状露天風呂が魅力の温泉。
個人的には、温泉の泉質よりも太平洋を望める展望が素晴らしいと感じました。何より、濃厚な源泉かけ流しでなくとも、この地で温泉に入れたことが有難かったですね!今までは刺激的な酸性泉や濃厚な硫黄泉ばかりが好物でしたが、最近は単純温泉の奥深さに気付き始め、日常的に入るならば単純温泉もアリかなと思っています。




車中泊



残念ながら、写真を撮り損ねていたという…。
急遽の予定変更で焦っていたのがバレバレですね!




道の駅すくも



辿り着いた時には外は暗く、海辺のためか風が強く吹き、小雨まで降っていたことを思い出します。トイレ休憩を済ませ急ぎ足で寝床の準備をした場所は”道の駅すくも”宿毛リゾート椰子の湯から車で8分(5.3km)。湯冷めしない距離にあります。



・名称   道の駅すくもサニーサイドパーク

・所在地  高知県宿毛市坂ノ下1023-44

・営業時間 7:30~18:00

・TEL  0880-63-5030

・定休日  なし
※2023年3月現在は臨時休業中。再開は5月頃の予定。

・駐車場  大型5台 普通車50台

・公式HP  道の駅 公式ホームページ 全国「道の駅」連絡会

・”宿毛リゾート椰子の湯”から”道の駅すくも”までの地図

出典:Googleマップ

・補足

乗船所に一番近い道の駅となるので、前乗りする際に利用するには利便性が良いと思いました!こじんまりとした道の駅でしたが、トイレは広く快適でした♪

車中泊するにあたり、トイレは一番必須な施設です。本来の目的以外での利用(食器を洗うことや排水をすること等)は決してしてはいけないので、ゴミなども基本持ち帰りしています。が…、長期のくるま旅となるとどうしてもゴミ問題は出て来ます。自分たちは間にRVパークやキャンプ場を利用し、有料ないし無料でゴミを回収してくれる場所を挟むようにしています。

旅は楽しく快適に♪



10月の末日でしたが、
それほど寒くもなく、むしろ気温や湿度的には快適だったと記憶しています。港なので風が強い日にはアレかもしれませんが、繁忙期や賑わう時期や時間を外せばストレスなく利用できるのかなと思いました!後ほど触れますが、この辺はとても夕陽が大きく綺麗に見えるスポットなので、それもひとつの楽しみかもしれませんね♪




酒の肴”沖の島産 天然ぶり”


四国高知県のサニーマート清水店で購入した”沖の島産の天然ぶりの刺身”を土佐ぬたでいただきます。(車中飯)
沖の島産の”天然ぶりの刺身”を土佐ぬたで…

今夜の晩酌のアテは、”沖の島産の天然ぶり”を土佐ぬたで。

スーパーの刺身とは思えないくらい、肉厚ねっとりとした甘いぶり!土佐のぬたでいただけるのは嬉しい限りです♪税込み497円を半額でさらにお得に!!

地産地消、それこそ一番の贅沢で一番の恩返しかなと思っています。地物をその場所でいただくことは、安価で仕入れることが出来ること、新鮮な状態でいただくことが出来ること、何よりも美味しくて満たされること。メリットしかないと思います。また食べたくなったらまた来ます!




宿毛市観光センター


四国高知県にある宿毛市観光センターの外観の様子。白い鉄筋コンクリート2階建ての建物。その1階が沖の島や鵜来島への乗船受付けとなっている。
宿毛市観光センター

翌朝6時頃。

車中泊した”道の駅すくも”から車で7分(3.9km)。乗船受付けの宿毛市観光センターがあります。



・名称   宿毛市営定期船片島扱所
※宿毛市観光センターと同様

・所在地  高知県宿毛市片島9-17-1

・TEL  0880-65-8568
※お問合せ→6:00~7:00、9:30~10:30(平日のみ)、13:00~14:30

・営業時間 要確認(お問合せ時間と同様か?)

・定休日  要確認(天候により運休になる場合あり)

・参照HP 
宿毛市営定期船航路-沖の島航路- - 宿毛市

・”道の駅すくも”から”宿毛市観光センター”地図

出典:Googleマップ

・補足

定期船は1日2便のピストン輸送(午前と午後1便ずつ)。ということは、日帰りで利用する際には午前の便に乗らないとその日には帰って来られないので注意が必要ですね!

また、日帰りで行く際には食料を調達してきた方が良いと思います。飲食店があるようですが、やっていないことがあるので”ごはん難民”にならないよう持参していくことをオススメします!




駐車場


四国高知県宿毛市にある沖の島行きの乗船車駐車場の様子。港に隣接した広い駐車場となっている。四国高知県宿毛市にある沖の島行きの乗船車駐車場の様子。この日は一台も車がなく、貸切状態。
定期船乗船車駐車場

定期船乗り場近くの、港に隣接した広い駐車場となっています。車で1分(210m)の距離にあるので、忘れものを取りに行くにも歩いて行ける距離となります。早朝7時発の定期船に乗るため、最寄りの”道の駅すくも”に車中泊したのは正解でした!




片島岸壁



ただっ広い駐車場にポツンと…。
すぐそこに駐在所があるので安心…と思いきや、誰も駐在していないという。



・名称  片島岸壁

・所在地 高知県宿毛市片島10

・”宿毛市観光センター”から”片島岸壁”までの地図

出典:Googleマップ

・補足

四国高知県宿毛市にある沖の島行きのフェリー乗り場のトイレの様子。24時間利用可能な綺麗な男女別のトイレとなっている。
24時間利用可能な男女別トイレ

トイレが24時間利用できるので安心ですね!




館内の様子


四国高知県宿毛市にある定期船乗り場「宿毛市観光センター」内の様子。四国高知県宿毛市にある定期船乗り場「宿毛市観光センター」内にある、時刻表。午前と午後の2便のみ。
左:受付 右:時刻表

館内は至ってシンプルな造り。

切符を買うのに余計なものは要らない。確かにごもっともです。初めに言っておきますが、観光で来るには物足りないかもしれません。何を求めてこの島へ行くのか。何にもない(利便性や文明の利器はないけれど、ありのままの自然の素晴らしさは大いにある)贅沢を求めるには本当に最高な場所だと断言します!四国に来て、この島へ渡って良かったと今でも嫁と思い出話に花が咲く場所でもあります。



話が脱線しましたが、
今回はここ(片島)から沖の島へ渡る予定ですが、沖の島には”母島(もしま)”弘瀬”2ヵ所の発着所があります。どちらを目指しても良いと思いますが、自分たちは”母島”へ向かうこととしました。ちなみに”鵜来(うぐる)島”はまた別な島となります。

片島から母島までは、大人運賃1350円(片道)およそ1時間25分の船旅となります。




観光マップ


四国高知県宿毛市にある、宿毛観光センター内の母島観光マップ。綺麗な海にはウミガメが現れることも…。
母島観光マップ

「日帰りでも周れそう!」と思っていました。

レンタサイクルしなくても…、なんて思っていたのも事実です。地図というのは本当に縮小しすぎて、この時から「歩いてめぐろう!」と決めていましたから。苦笑

定期船乗り場(片島)7時ちょうどに出港し、”沖の島”の母島に到着予定時刻は8時35分予定。帰りの船は”母島”からだと15時20分弘瀬”からだと15時35分しかないため、日帰りでの滞在時間はおよそ7時間。結構時間があるように見えて、余裕をかましていると痛い目に遭います。はい。




定期船”すくも”


四国高知県宿毛市にある宿毛市観光センターから、定期船”すくも”に乗り「沖の島」へ。
片島から定期船”すくも”に乗る

旅客定員70名の船は、島民の移動手段としてはちょうど良いサイズなのかもしれません。自分たちが利用した時はガラガラだったのでとても広く感じましたが、カーフェリーとはまた違ったロマンを感じさせる船です。



船内の様子


高知県宿毛市、片島から沖の島へ向かう定期船”すくも”の船内の様子。お手洗いは車椅子の方も利用できるバリアフリー。
まずはお手洗いの場所を確認

お手洗いは綺麗で親切なバリアフリー設計。誰でも利用しやすいのは嬉しいですね!




高知県宿毛市の片島⇔沖の島を結ぶ定期船”すくも”の船内の様子。座席はブルーの3列シート。バスの座席と似ている。高知県宿毛市の片島⇔沖の島を結ぶ定期船”すくも”の船内の様子。両側にバスで良く見る3列シートが並んでいる。定員は70名。
座席は3列シート

船というよりはバスのような座席でしょうか。




高知県宿毛市の片島⇔沖の島を結ぶ定期船”すくも”の船内の様子。座席の他に、雑魚寝の出来るスペースも用意されている。
雑魚寝が出来るスペース
高知県宿毛市の片島⇔沖の島を結ぶ定期船”すくも”の船内の様子。開放感のあるオープンデッキで満喫することも出来る。
開放感のあるオープンデッキ

座席の他に、雑魚寝が出来るようなスペース、オープンデッキの開放感のあるスペースも用意されています。大型船ではないため多少揺れがありますが、行きはあいにくの天気だったので船内で。帰りは絶好の空模様のためオープンデッキで満喫させていただきました♪



船上からの景色


高知県宿毛市、片島⇔沖の島を結ぶ定期船”すくも”からの景色。西陽が10月末の空から夏を彷彿させてくれるよう。
雲の隙間から差す西陽
高知県宿毛市、片島⇔沖の島を結ぶ定期船”すくも”からの景色。後ろに見えるは沖の島。寂しさを感じる西陽。
沖の島を後にする寂しさ
高知県宿毛市、片島⇔沖の島を結ぶ定期船”すくも”からの景色。浮き輪から落ちようとする夕陽。
浮き輪から覗くなりかけの夕陽
高知県宿毛市、片島⇔沖の島を結ぶ定期船”すくも”からの景色。船はロマンの宝庫かもしれない、と思わせる逆光の西陽と沖の島、そして海。
逆光がまた味を感じさせる一枚
高知県宿毛市、片島⇔沖の島を結ぶ定期船”すくも”からの景色。寂しいからか、夕陽が手を伸ばしているような。そんな気がする一枚。
船上だからこそ撮りたくなる1枚があるとしたら…

船から撮る1枚は、
どの船に乗っても同じような写真になってしまいます。

ですが、
どの船にも個性があって、ベースは同じだけれど趣き雰囲気は全く異なって、この目で見て感じたものは同じ”海”でも”景色”でもないはずなのに、写真で見返すと”同じように見えてしまう”不思議。

それでも、性懲りもなく撮り続けてしまうふたりがいました。




沖の島をめぐる


始まりは母島から


場所は四国高知県、宿毛市片島から沖の島母島へ。「足摺宇和海国立公園 沖の島 母島」と書かれた石碑。
沖の島 母島

片島を7時に出港し、
沖の島母島に到着したのは8時30分頃。

予定時刻通り1時間30分で無事に到着しました。
午前の第1便は片島(発)→鵜来島→弘瀬→母島→片島(着)というルートを辿るので1時間30分の時間になるようです。ピストン輸送のため、自分たちを乗せて来た船は片島へ戻るルートとなります。ちなみに午後の第2便では片島(発)→母島→弘瀬→鵜来島→片島(着)というルートを辿るので、片島→母島の時間は50分になるようです。


四国高知県宿毛市の島、沖の島母島から片島へ戻る定期船”すくも”の様子。軽トラックが載っている。
荷物を載せて…乗っているのは?

自分たち乗客を降ろしてすぐ、片島へ行く人たちを乗せて…。
その後ろに乗っているのは?

軽トラックが乗っていました!

この大きさでカーフェリーなのでしょうか?
でも、そうでもしないとこの島に車を運ぶことが出来ないでしょうから、大切な輸送手段ですね。




母島周辺の様子


四国高知県宿毛市にある沖の島”母島”の船発着所の様子。山に囲まれた秘境地のよう。
沖の島”母島”付近の様子
四国高知県宿毛市の島”沖の島”母島からの乗船所はこの建物が見印。
望洋館 澤近の外観

船が到着したのは、この建物の目の前。
つまり、ここが船の発着所のよう。

帰りの船はここ(母島)から乗るか、島の南側に位置する弘瀬から乗るか。1周して戻って来られるか、弘瀬を目指して歩き続けるかの2択になりそうです。が、先ほどの観光マップを見る限り、1周するには物凄く歩くような…。


四国高知県宿毛市の島”沖の島”の母島周辺の様子。港周辺以外は山のような景色が広がっている。
目の前には山が…

山道を上り続けないと1周出来ない気がする…。

自転車じゃなく車が必要な道ではないでしょうか?

目の前の軽トラを借りたいくらい。



ふづき「どうしようか?」

さつき「…歩いて弘瀬まで行こうか」




四国高知県宿毛市の沖の島にある母島公衆便所の外観。一見、倉庫のような佇まい。
母島公衆便所

まずはトイレを済ませてから…。

探していると、トイレらしからぬ公衆便所が。
祀られているような、気軽というよりは「失礼します」という気持ちにさせるトイレです。




弘瀬を目指して


四国高知県の島”沖の島”の観光マップ。だいぶ簡略されているが、この地図を頼りに観光するしかない。
この地図を頼りに…

パッと見、すぐに周遊出来そう!と思ってしまう簡略さ。
まんまとハマり、レンタサイクルを借りずに歩き始めたふたり。



ただ、
どっちに転んでも、

実は…
歩きで良かったと思うのが島めぐりの真骨頂。


現在時刻は8時30頃。
片島へ引き返す最終便が16時5分。

タイムリミットまでの針が動き始めました。




宿毛市企画課 発行の「沖の島・鵜来島 しま探訪」無料パンフレットより。
出典:発行 宿毛市企画課

見やすい地図を見つけたので載せておきます。

今現在、母島の⑨に位置していて、⑨→⑤→⑥→②の方向へ向かう予定です。島の左側半分を制覇出来れば良いなと計画しました。距離にすると2.3km(約30分)相当なのですが、初めての島を真っすぐ歩いても面白くないので、寄り道しながら散策しようと思っています!




歩き始める


四国高知県宿毛市にある沖の島”母島”から”弘瀬”へ向かう道中の様子。海沿いの道を歩く。四国高知県宿毛市にある沖の島”母島”から”弘瀬”へ向かう道中の様子。近くには「うどの浜」があるよう。
母島から弘瀬方面へ

海沿いを歩くだけで、何だか旅をしている気分になります。ましてや、知らない島となると、もう冒険の始まりですね!

看板には『うどの浜』という文字が。



四国高知県宿毛市にある沖の島”母島”から”弘瀬”へ向かう道中の様子。透明度の高い海沿いを歩く。四国高知県宿毛市にある沖の島”母島”から”弘瀬”へ向かう道中の様子。岩々は赤茶に染められ、海は澄んだコバルトブルーに染まる。
透明度の高い海と変色した岩

澄んだコバルトブルーの海、赤茶に染まる岩々。

塩分濃度が高いのか、鉄分を多く含むのか。どちらにしても海の色からは想像できない染まりようは、不思議に違和感を感じさせません。




四国高知県宿毛市にある沖の島”母島”から”弘瀬”へ向かう道中の様子。南国の花「ハイビスカス」が咲いている。
南国の花咲く

ここは沖縄でしょうか?

南国気分を演出させる花に出逢えるとは思っていませんでした。四国なのに四国じゃないような、離島は独特な気候や雰囲気を醸しているから好きですね♪




四国高知県宿毛市にある沖の島”母島”から”弘瀬”へ向かう道中の様子。草木の横に大量の白いポップコーンのような謎の物体が…。四国高知県宿毛市にある沖の島”母島”から”弘瀬”へ向かう道中の様子。ポップコーンのような謎の物体が落ちている。何かの種だろうか。
謎の物体が…

草木の横に落ちている謎の物体…。

見た目はポップコーンのような、白いクルミのようなものが大量に落ちていました。後ほど地元の方に写真で確認してもらいましたが、「分からない」と言われてしまい、未だに謎のままです。知っている方がいらっしゃったら教えてください!




”うどの浜”と”日吉神社”


四国高知県宿毛市にある沖の島”母島”から”弘瀬”へ向かう道中の様子。「日吉神社」と「うどの浜」の分岐点。
直進:日吉神社 右折:うどの浜

母島から海沿いを歩いてくると、
壁のような階段の先に見える鳥居が現れました。

あれが『日吉神社』のようです。
ですが、まずは『うどの浜』を目指すため、ここを右折することにしました。




うどの浜


四国高知県宿毛市にある沖の島”母島”から”うどの浜”へ向かう道中の様子。ドラクエの曲が似合う道の始まり。
ドラクエの曲が流れて来そうな道

ここを入ったらどうなるか?

もう後戻り出来ないことは確信しました。

またこの道を戻ってくることになることも覚悟して。




四国高知県宿毛市にある沖の島”母島”から”うどの浜”へ向かう道中の様子。細く険しい山道を抜けて。
この道は”うどの浜”へ続くのだろうか…

覚悟を決めたものの、本当にこの道で合っているのかどうか何度も不安になりました。何度もGoogleマップでルートを確認しましたが、分かるのは方角のみで…。とにかく進むのみ!




四国高知県宿毛市にある沖の島”母島”から”うどの浜”へ向かう道中の様子。倒木が行く手を阻む。
行く手を阻む倒木

こんなのにめげていたら旅は出来ません。

と、自分に言い聞かせながら歩き続けます。
内心恐怖で一杯でした。汗




四国高知県宿毛市にある沖の島”母島”から”うどの浜”へ向かう道中の様子。険しい山道を抜け、うどの浜へ50mの看板を見つける。
看板を見つけるとホッとする

合ってて良かった!

うどの浜へ50m。
もうすぐ辿り着きそうです。

ちなみに後々知ることになるのですが、この辺りはマムシが出るようなので素肌が露出するような恰好で歩くのは危険なようです。知っていたら行かなかったかもしれません。本気で。




四国高知県宿毛市にある沖の島”母島”から”うどの浜”へ向かう道中の様子。石垣の階段もあれば。四国高知県宿毛市にある沖の島”母島”から”弘瀬”へ向かう道中の様子。石垣の崩れた階段もある。
Before After ではありません

まるで通った後に崩れたような階段ですが、崩れているところもあればしっかりと残っているところも。この道を通る際は、歩きやすい靴と服装で!



四国高知県宿毛市にある沖の島”うどの浜”の様子。天候が良ければ海の青さや透明度が伝わったと思う一枚。
ここが”うどの浜”のよう
四国高知県宿毛市にある沖の島”うどの浜”の様子。小石で造られた立派?な塔がある。
五重塔ならぬ、小石で造られた塔

やっと辿り着いた『うどの浜』。

時刻は9時30分頃。
天候に恵まれなかったのが少し残念ですが、
それでもここの浜が他とは少し異なる特徴があるのは伝わるはずです。



四国で1番早く海開き(6月上旬)する海水浴場のようで、他の砂浜のような小石が少ないのが特徴の浜となっています。むしろ大きな岩がゴロゴロしていますね!

天候が良ければ、水面からもカラフルな魚たちが見られたかもしれません。運が良ければウミガメも遊びに来るようですよ♪




四国沖の島で見かけたヤドカリ。どこで見かけても、宿が違うから可愛らしい。四国沖の島で見かけたクワガタ。都会で生活しているとなかなか見かけることが少なくなった昆虫たち。
ヤドカリやクワガタも

人の出入りが少ないと、昆虫たちも怯えることなく堂々と用足しに出掛けられそうです。




四国沖の島の”うどの浜”で一息つく。飲食店がほとんどないため、持参していくのが良さそう。
ここで一息

コンビニはなく、飲食店や店舗も近くには見当たりません。嫁のさつきお手製の「サンドイッチ」で一息つくことに。波の音しか聴こえない。そんな時間も時には必要なんだなと、きっと同じことを考えているんだろうなと勝手に思いながら頬張れるのは幸せな証拠ですね♪





何気ないひとときを過ごし、
『うどの浜』を後にしました。

もちろん同じ道を歩いて戻りましたよ!




日吉神社


四国沖の島にある日吉神社へ上る階段の様子。とても急で壁のよう。
壁のような階段を上る

とうとうここを上る時が来ました。

嫁のさつきはとても嫌がっていましたが…

上る価値があるかどうかはさておき、ここも上ったらまた下りて来なくてはならない道となります。手摺もなくとても急な階段となるので、足腰に不安のある方は避けた方が良いですね。ただ、上った先の景色はきっと…!



四国沖の島にある日吉神社へ続く急な階段を上り、そこから見える景色は…。コバルトブルーの海を一望出来る。
上って振り返ると…

写真では絶景感は伝わりづらいですが、
階段を上った達成感の先にある景色となると、気持ち的に素晴らしさを覚えます。一体どこに来たのだろうかと、そんな気持ちに浸れるのも贅沢ですね!



四国沖の島にある日吉神社の本殿の様子。木造のシンプルな造りとなっている。
本殿のみシンプルな神社

ここから沖の島を、母島を見守っているのでしょうか。方角的には母島から片島方面を向いていますから、航海の安全を祈っているのかもしれません。

時刻は10時頃。
距離よりも見所が多く、なかなか先に進めませんね!




島の宝



日吉神社の階段を下り、
改めて周囲を見渡すと気付くものがありました。

先ほどの”うどの浜”と”日吉神社”の分岐の写真でも気付いた方もいると思いますが、石垣がやたら多く見受けられますよね?

日吉神社を正面に、これから左折して行きます。




石垣と集落


四国沖の島にある石垣の上に建つ集落の様子。
一難去ってまた一難?

また階段を上るのか…。

そう思って辺りを見渡すと。

ドローンを持っていたら、とても良い写真が用意できたかもしれませんが。まるでお城のような石垣の壁が現れ、その上に集落が立ち並んでいました。



四国沖の島にある石垣の上に建つ集落の様子。この様子が、”島の宝100景”に登録されている。
これこそが”島の宝”

写真ではうまく伝えられないのがとても残念でなりません。

ここ一帯が、大小異なる岩々で綺麗に形作られた石垣。色も統一されていると思いきや、場所によってはツートンカラーだったりカラフルだったり、当時の建築士さんはセンスがある方だったんだなと、見れば見るほど奥深さや感動を覚えます。

そう、
この景色が”島の宝”100景に選ばれたようです。

後世に残したい。
その想いは無知な自分たちでも理解できますし、その技術はもしかすると現代より優れているのかもしれませんから。何より、見た目にもとても綺麗で「素晴らしい」の一言に尽きます。


日吉神社からは目と鼻の先なので、
両方セットでめぐると良さそうですね♪




白岩岬



”島の宝”を眺めながら、
石垣の階段を上った先に…



四国沖の島の日吉神社から”島の宝”石垣を上った先にある、一軒家の様子。すでに人は住んでないようだが、この大木も凄い…。
これは…観光スポット?いや…

こ、これは…。

とても立派な大木だな~…ではなく、家は大丈夫?!

すでに人は住んでいないようですが…。ずいぶんと、まあ、立派な大木が直撃したものですね。この地はアコウ(巷で人気のあるガジュマルに似ている)という樹が有名のようですが、それとは異なるみたいですね。これはこれで見応えがあります。



四国沖の島にある、白岩岬の入り口の様子。何気なく歩いていると素通りしてしまうくらいの入り口。四国沖の島にある、白岩岬の入り口の様子。ここはキャンプ場にもなっているよう。
開放感のある道へ出て、その先を進むと…

辿り着いたのは11時を回ろうかとするところ。

ここの岬を目指していたわけではなく、ここにある『キャンプ場』を見ておきたかったんです。写真からもちょこっと顔を覗かせている、岬先端にあるその場所へ…。


四国沖の島にある白岩岬のキャンプ場。遠目から、岬先端にあるのが分かる。
岬の先端にあるのが分かる
四国沖の島にある白岩岬のキャンプ場の様子。空撮したような1枚。岬先端に三角形のような形をしている。
ドローンで空撮したような1枚

角度を変えて見てみると、
とても立地の良いところにあるキャンプ場だということが分かると思います。

こんなところでキャンプしてみたい!

海と星空を独り占めできそうな、そんな妄想を抱かせます。




キャンプ場


四国沖の島にある白岩岬のキャンプ場の様子。入ってすぐ目につくのは、コンクリートで出来た展望台。四国沖の島にある白岩岬のキャンプ場の様子。入ってすぐのコンクリートで出来た展望台は、無機質な感じが何だかカッコイイ。
展望台

入り口は少し斜面となっていて、岬先端へなだらかに下っている。すぐさま目につくのは、武骨なコンクリート製の展望台。ただそれだけなのに、無機質な感じが何だかカッコ良さを醸し出している気がします。


四国沖の島にある白岩岬のキャンプ場の様子。”島の宝”石垣で出来たトイレ。タイル張りではないところがオシャレでカッコイイ。四国沖の島にある白岩岬のキャンプ場の様子。石垣で出来たトイレの男性側の入り口の様子。
これは何でしょうか?

そうです。トイレです。

”島の宝”石垣でデザインされたトイレとは、お洒落でカッコいいですね!どこか島っぽさを感じさせるのも、個人的にはとても好みな感じです。




四国沖の島にある白岩岬のキャンプ場の様子。石垣で出来たトイレ(男性)の洗面所の様子。白を基調に、内面はタイル張りで清潔感がある。四国沖の島にある白岩岬のキャンプ場の様子。外観は石垣で出来たトイレの内面はタイル張りで、清潔感を感じる。小トイレは至ってシンプル。
綺麗に管理されている

内観は白と青を基調としたタイル張りで、清潔感を感じさせます。シーズンでなくとも綺麗にされている印象を受けました。




四国沖の島にある白岩岬のキャンプ場の様子。コンクリートブロックで造られた背丈の低い”釜”と公園にあるような”水場”四国沖の島にある白岩岬のキャンプ場の様子。コンクリートブロックで造られた背丈の低い”釜”。
釜と水場

余計なものはいらない。

そんな”釜””水場”です。

ワイルドに火を起こして飯を食らう。
ただそれだけで良いです。十分です!




四国沖の島にある白岩岬のキャンプ場の様子。雰囲気のある東屋があります。
これを「東屋(あづまや)」と呼びます

意外と知らなかったのが、この「東屋」という呼び名。

ガゼボとも言うそうですが、案外知らないことが多いことに気付きました。思い返して綴っていると、勉強になることが多いですね!



四国沖の島にある白岩岬のキャンプ場の様子。岬の最先端には「四国最南端の灯」という石碑がある。足摺岬も四国最南端だったような…。
四国最南端の灯

四国最南端足摺岬でもここ沖の島でも、両方来てしまえば良いってことです♪




四国沖の島にある白岩岬のキャンプ場からの眺め。水平線の先に、何も見えないほど直線上には何もないということだろう。
ここから見えるは、地球の裏側だろうか…

青い空と青い海。

白い雲を眺めながら、
食べるキャンプ飯はさぞかし旨いでしょうね。



四国沖の島にある白岩岬のキャンプ場の様子。木のベンチで高知県のソウルフード「ミレーのビスケット」を食べる贅沢。
高知県のソウルフード”ミレーのビスケット”

高知県の四国最南端で、
高知県のソウルフード”ミレーのビスケット”を食べる贅沢。

素朴な味が良いと、
嫁のさつきの大好物です♪

それと同時に、
アリさんの好物でもあるようで…。写真を撮っていると行列を成して集まってきました。みんなに愛されていますね!




道中で見つけたもの


木々、草花と…カニ?


四国沖の島を散策中に見かけた木々、草花の様子。①四国沖の島を散策中に見かけた木々、草花の様子。②四国沖の島を散策中に見かけた木々、草花の様子。③四国沖の島を散策中に見かけた木々、草花の様子。この写真はカラフルな蝶。四国沖の島を散策中に見かけた木々、草花の様子。④
色々な木々や草花を目にしたが…

母島から歩き始めたときに見つけた、ポップコーンのような謎の物体は未だに見つからず。謎は深まるばかり。

自分には良く分かりませんでしたが、珍しい植物も多く繁殖しているようです。





その中で…

四国沖の島を散策中に見かけた、土手に開く無数の穴。近くに小さなカニがいた。
この穴は何の穴でしょうか?

やたら穴が開いていたので気になって見ていたら…。




四国沖の島散策中に見つけたカニ。土手に無数に穴が開いていた。
拡大して、良ーく見てみると…

サワガニでしょうか?

真っ赤なカニがこちらを見ているのが分かります。排水溝に流れているのは汚水ではなく、綺麗な山水なのでしょう。先ほどのは、きっとカニの住処だったに違いありません。




宿毛市立弘瀬小中学校


四国宿毛市にある、宿毛市立弘瀬小中学校の様子。現在は廃校のよう。
子供たちの学び舎が見える

まるでラピュタのような。

自然と同化しかけている学び舎が、船の駐車場や粗大ごみ置き場にもなっているよう。今はもう廃校になっているよう。




創立100周年だが…


四国沖の島にある宿毛市立弘瀬小中学校の現在の様子。創立100周年記念陽が門の前にある。今は廃校のよう。四国沖の島にある宿毛市立弘瀬小中学校の現在の様子。創立100周年記念陽が門の前にある。今は廃校のようで、粗大ごみが置かれている。
歴史に幕が降ろされていた…

明治18年から昭和60年で、
創立100周年を迎えた歴史が刻まれていました。

学び舎の大きさから、かつては多くの子供たちで賑わっていたのでしょう。でも今は…。過疎化の波と共に、島から未来を求めて出ていく人の波も大きくなったのでしょう。



”何もない贅沢”とは…。



大人になって
また戻ってきてくれると嬉しいですね!



弘瀬に到着


四国沖の島を母島から歩き、弘瀬へ辿り着く。港町が見える。
弘瀬の港町が見える

山道を下ると、
母島で見たような山に囲まれた港町が見えてきました。時刻は12時30分。母島を出発してから気付けば4時間も経過していました。寄り道せずに歩けば30分足らずで辿り着いた道ですが、自分たちにとっては見どころ満載で、欲を言うならば東側も見て回りたかったですね。日帰りでは体力的に難しそうです。




振り返ると


四国沖の島、弘瀬から母島方面へ視線を向ける。青い海と青々とした山々。そんな山道を越えてはるばる歩いて来ました。
あんな山を越えて来たのか…

いつしか天候も良くなり、空の青さ山の青さが際立つようになってきました。

視線の先はさっきまで歩いてきた母島の方角。こんな山道を30分で歩けるのだろうかと思うと、歩けたとしても勿体なさすぎてきっと数時間掛けてしまうと今でも思います。




唯一見つけた商店で


四国沖の島、弘瀬にある商店にて。高知の牛乳「ひまわり牛乳」と、カップ麺とビールでランチタイム。
貴重な食糧源に感謝

弘瀬まで歩いて、初めて見つけた商店で。

この島に辿り着いてから、嫁のさつきが作ってくれたサンドイッチひとつのみ。4時間歩いて久しぶりの食料を有難く頂くことにします。カップ麺のお湯代をしっかり徴収されましたが…笑。



弘瀬の定期船発着所にて、海を眺めながら頂くカップ麺も一入ですね!身に(胃に)染みました。それほど(シーズンオフには)観光客が足を運ばない場所なのでしょうか。確かに海水浴場以外の万人受けするようなところはなかったような気もしましたが、自分も嫁のさつきもこの環境はとても好きですし、特にキャンプ場にはまた来たいと思いました!

港でカップ麺をすすりながら飲み食いしてると、港にある砂場に家族連れが子供を遊ばせに来ていました。こういう自然環境が豊かな場所で育つ子供たちは、良い子に育つんだろうなと勝手に思いながら…。




この島の誇り



実は、
この”沖の島”には
とても有名な方が存在していたのをご存じでしょうか?




保健婦 初子の像


四国沖の島にて。島で唯一の駐在保健婦として献身された荒木初子の像。
保健婦 初子の像

大正6年に沖の島の弘瀬で生まれた『荒木初子』。戦後の沖の島の子供たちの健康管理や助産をひとりで担っていたそう。当時は、乳児の死亡率が全国の4倍、風土病のフィラリアが猛威を振るっていた頃。保健婦の精神を全うし、公衆衛生向上へ尽力。その成果、フィラリア撲滅、乳幼児死亡率ゼロを達成。最期まで生命の尊さについて説き続けたそうです。

参照:保健婦 初子の像 建立趣意より



この方がいなかったら、
もしかしたら自分たちはこの島に降り立つことすらなかったかもしれないと思うと、会ったこともないけれど「ありがとう」と言いたくなる思いに駆られます。学校で教わらない”学び”は、自ら足を運ばないと知ることすらないことが多いことに気付かされました。





まとめ


四国宿毛市片島付近で見た『だるま夕陽』の様子。他よりも色濃く、下にもうひとつ夕陽がありそうな姿を見せている。
片島付近で見た”だるま夕陽”

宿毛市では、
”だるま夕陽”と呼ばれる夕陽が見えるスポットとなっています。それだけでも行く価値はあると思います。



今回は、龍宮神社での絶景とまた一味違った景色を見させていただきました。”道の駅すくも”での車中泊は、海風強く吹くこともあり天候に左右されることはありますが、こじんまりした眺めの良い場所となっていますので、昼間に遊びに来るもの良いかと思います。宿毛市観光センター(定期船乗船所)にも近いので、”日帰りで沖の島へ行こう”と考えている方にはピッタリの仮眠場所です。2023年3月現在(道の駅すくも)は休業中のようなので、再開が待ち遠しいですね!何より、”沖の島産の天然ぶり”ねっとり甘くて美味しかったです♪

島の宝100景”にも選ばれた沖の島。
観光で足を運ぶには少し物足りない…。けれど、裏を返せば自然味溢れた環境がとても居心地良い。散策するだけでも癒される場所、都会の喧騒を忘れさせてくれる静けさ、時が止まったようなあるべき姿を思い出させてくれる佇まい、金銭ではない”宝の意味”、そして”生命の尊さ”を考えさせられる魅力”がありました。



学ぶということは、机の上だけではなく自ら足を運ぶことで知り得ることも多々あるということ。旅をすることで、人として成長していくことが出来たらいいなと、そう願ってやみません。






四国宿毛市にて、定期船”すくも”から夕陽と共に…。ふづきとさつき
ふづき と さつき













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